〜jaejoong〜約束　５３

あの言葉の真意 ページ47

JJ「・・・Aは俺と出会う前から俺のファンだったじゃん」

A「うん・・・」

JJ「俺と出会う前は、ずっと遠くから俺を見つめて、俺の名前呼んでくれてたんでしょ？」

A「・・・うん・・・」

JJ「だけど、もうこれからは一生、遠くからじゃなく、傍で俺の名前を呼んで。」

A「・・・・・」

JJ「ファンとしてじゃなく、東方神起じゃない、俺の傍にいてって意味」

A「・・・・・」

JJ「だけど戻りたいって言ったから・・・ただのファンに戻りたいって言われて
時間がいるなって思った。ひとりでゆっくり、俺がどういう存在なのか考えてもらおうって。」


ファンとして遠くからではなく
傍で名前を呼んで


声に出す名前は同じ「ジェジュン」でも
遠くから叫ぶのと、傍で囁くのとでは全然違う


一生俺の傍で名前を呼んで


あの言葉に隠されたジェジュンの想い


ただのファンだった頃に戻りたい。なんて
ひどいことを言った


どれだけ謝っても償いきれない

ジェジュンを傷つけた


A「・・・私を許さないで」

また、涙がこぼれそうになる


許して欲しくないけど、離れても欲しくない

だから「私なんて忘れて」とは言えない
わがままだけど
ジェジュンの傍にいたい

離れたら生きていけないって言いそうになった時


JJ「許さない。だから一生傍で罪を償って。もう離れないで」


逞しい腕で私を包む


大きな広い胸から

心地いい、ジェジュンの音が聞こえた

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