〜jaejoong〜約束　５３

プロポーズの言葉 ページ46

プロポーズ


それを聞いて、薬指の指輪を触った


視線はジェジュンに向けたまま
右手で指輪を触りながら思い出す


プロポーズの言葉


どっち？


真っ先に浮かんだのはそれ


２人きりの時に言った言葉か
みんなの前で言った言葉か


考えていると、ジェジュンがここでようやくテレビを消した


小さなBGMになっていた音が止んで
シンと静まり返った部屋で

指輪を触る私の手に視線を落とした


JJ「外してなかったんだ・・」

A「え？・・・うん・・・」

２人で指輪を見つめる

ジェジュンの両手が、私の左手を包んだ


JJ「一生俺の傍で、俺の名前を呼んで下さいって言った。・・・覚えてる？」


２人きりの時の言葉だ


A「覚えてるよ。忘れるわけない」

JJ「じゃあ、その言葉の意味、分かる？」

A「え？」


意味？

・・・一生傍にいてって意味じゃないの？


目を丸くして見つめる私に

小さく微笑んだ


JJ「やっぱり分かってなかった」

A「・・・どういう意味だったの？」


聞いた私に、少し見つめて、少し考えて
話し始めた

あの言葉の真意→←彼の想い

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