〜jaejoong〜約束　５３

ちゃんと見て ページ43

シャワーを終えて、急いでリビングに行く


着替えたジェジュンがソファーに座ってテレビを見ていて
ホッとしたのとキュンとしたのとで、その場で固まった


JJ「・・・？どしたの？」

そんな私を、不思議そうに見上げた


A「いや・・・ううん。なんでもない」

少し距離を開けてジェジュンの隣に座った


JJ「・・・なにこの間隔」

A「え？」

JJ「なんでこんなに間開けんの？」

A「べ、別に・・・」


たじろぐ私にストンと、その距離を縮めて座りなおした

間近になるジェジュンの顔

久しぶりに見る顔


相変わらずキラキラしてて
恥ずかしくて直視出来ない


JJ「・・・ちゃんと見て」

下を向く私の頬を両手で挟んで
自分の方に向けた


目が合う

やっぱり恥ずかしくて視線を逸らした私に


JJ「ちゃんと見て。ほんとに」

真面目な声を出したから
一瞬ドキッと緊張した


無言で視線を戻すと
真っ直ぐに私を見つめる、キラキラの瞳

頬を挟んでいた両手を下ろすと
しばらく見つめ合った


JJ「A・・・」

不意に名前を呼んだ


A「・・・うん」

JJ「A・・・もういい？」

A「え？」

JJ「もう・・・気持ちの整理ついた？」


真っ直ぐに見つめたまま、真顔で私に問いかける
黙って見つめ返す私に、もう一度聞いた


JJ「ちゃんと気持ち全部、俺に戻ってきた？」


キラキラと揺れる瞳

言葉に詰まった

５文字の言葉→←実感

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