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用意された部屋 ページ40

ソウルについてすぐ、ユノがユンさんに渡した鍵で
ユノが用意した部屋に入った


ユン「私も初めて入る・・・」

少し緊張気味なのは、思った以上に立派なマンションだったから


セキュリティ面も万全
12階建の8階の部屋


中は広い2LDKで家具も家電も完璧に用意されていた


A「わぁ・・・すごいね」


いつでも住める状態にしてあったんだ・・・
ユノ、一緒にこの部屋に入りたかっただろうな。


少し胸が痛んだ私の目に
涙をこぼすユンさんの顔が飛び込んできた


リビングの窓からソウルの街を見下ろしながら
スーッとキレイな雫が落ちる


A「・・・大丈夫?」

ユン「うん。あはは、ごめん。ちょっと思い出しちゃって」

A「なにを?」

ユン「ユノを。」


そしてまたポロっと涙をこぼす


ユノを。


とてもシンプルだけど、当然の答え


「なにを?」なんて聞いてしまった自分にガッカリする

本当に何なのか分からなかった


ジェジュンのことを泣くほど好きな自分なら
きっとすぐに分かっていただろう


私の心どうなっちゃってるの


ソウルの街を静かに眺めるユンさんの隣で

言い表せない不安が、また私を襲っていた

思いあがり→←変わらない人、見慣れない風景


ラッキーアイテム

革ベルト


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naepon(プロフ) - どうも~。この回?本当に好きなんです。あたしの何もない自分に対しての虚しさみたいなのと、そんなあたしに気づいてるジェジュンが… 次いってきます。 (2014年1月25日 22時) (レス) id: 611870be34 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 知っててもドキドキー!この緊張感がたまりませーん、ジュエルさまー!笑 (2014年1月18日 16時) (レス) id: 9b5e4c6095 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ジュエルさん、また読んで泣いてます←何度目か分かりません(^_^;) (2012年10月13日 22時) (レス) id: 94f9ff86ee (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - ええええ!!ちょっとびっくり。でもこうゆう展開もありですね。おもしろいです (2011年2月27日 18時) (レス) id: 3dc2dad175 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 久しぶりに読んでます!こういう展開になるなんて・・・でも私の気持ちがわかります。何も無い自分が今のままでいいのか?何となく過ごしてる日々に戸惑う気持ちが焦りになる事ってありますよね。少し離れて時間が必要ですね・・・ (2011年1月16日 16時) (レス) id: 04d5f195a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュエル

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