〜jaejoong〜約束　５２

お願いして ページ3

CM「なにやってるんですか・・」

A「チャンミン泣かないで」

CM「泣いてません」

A「泣いてるじゃん」

CM「・・・・・」


強く掴んだチャンミンのシャツ
その上に置かれたチャンミンの手

私の手を解こうとする力が弱まって

そのままだらんと下におりた


A「マックス・・・」
CM「・・・・・」


返事がない

顔を埋めてるから、今どんな表情をしてるのかも分からない


A「マックス、お願い。私にお願いして」

CM「・・・なにをですか」

A「ヌナ、助けてって言って。辛いから助けてって・・・」

CM「・・・・」


泣きながら、訴えるように言う私に

チャンミンは無言になった


泣いてるの？


聞けない

ただ、涙が出てくる


静かな時間が流れた


CM「使い方間違ってます・・・」

ぽつんと言った


CM「マックスの使い方間違ってます。そんなお願い聞けないし、そんなことお願いしません」

今度ははっきりそう言って
腰に回した私の手を振りほどいた


ようやく顔を上げる

チャンミンと目が合う


涙はなかった

いつものように、王子様の様な顔で


CM「あんなに真っ直ぐに言われたらスッキリです。だからもう泣かないで下さい」

言った後

チャンミンの右手がぽんと

私の頭に置かれた

変な光景→←抱きつく

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す