〜jaejoong〜約束　１０

彼からの電話 ページ27

ちょうど１時間が経った

まだジェジュンからの電話はない


なんで？廊下で話すだけならすぐ終わるんじゃないの？
仕事の話しって、そんなに時間かかるの？


不安で胃が痛くなるような気持ちに耐えきれず、
自分から電話をしようとしたその時


ようやく彼からの着信があった


「もしもし」

「あ、A？ごめんね遅くなって」

「・・・何してたの？」

「うん、ユンさんと話ししてたんだけど、実はまだ終わってなくて・・・」


「・・・・今どこ？」

「一回自分の部屋に戻ってきた。Aに電話しようと思って」

「ずっと廊下で話してたの？」

「いや・・・それが・・・」


口ごもる彼に不安になる


「なに？ちゃんと言って」

「うん・・・。廊下で話してたんだけど、ユンさんが泣きだして・・・
それで、ユンさんの部屋に行ってた」


・・・・は？？？
ユンさんの部屋って言った？


「泣きだしたって、どういう事？ジェジュンが何か言ったの？」

「じゃなくて、悩んでるみたいで、話し聞いてるうちに泣きだしちゃって」

「・・・それで、今からまたユンさんの部屋に行くの？」

「・・・・」


ジェジュンが黙った


どう言う事？悩みってなに？

何でそれをジェジュンに相談するの？
ユチョンだっているのに、なんでジェジュンなの？


言いたい事はたくさんあるのに、黙ってしまった彼にこっちも何も言えなくなってしまった


沈黙がしばらく流れた

理由→←広島

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革ベルト

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