〜jaejoong〜約束　１０

遅刻 ページ24

いつものように、優しいKISSを体中にたくさん落としてくれる彼

時々顔を離して嬉しそうに私を見つめると、また、何度もKISSをする


その彼のひとつひとつが、何も心配はいらないと言ってるようだった


こんなにも愛してくれてるのに、どうして不安になるんだろう

こんなにも信じてるのに、どうして嫉妬してしまうんだろう


ジェジュン


信じてるけど

やっぱりあの人があなたの傍についていると思ったら

胸が苦しくてたまらなくなるよ


愛してるから、愛しすぎてるから、こうなるのかな


彼の体から伝わる温度が、私の不安を取り除くように少しずつ高くなると

２人一緒に深い闇に吸い込まれるように意識が遠のいていった

彼の体が重力に負けて私へと落ちてくる


その重みを感じながら


私もまた、力なくベッドに沈んだ


ーーーーーーーーー


翌朝、彼の携帯の音で目が覚めた


隣でまだ熟睡する彼の代わりにディスプレイを見ると、ユンさんからだった


一気に目が覚めてそれを取った


「もしもし？」

「あっっAさん？よかった〜！ジェジュンさん、起こして下さい！！」

「えっ？？」

「遅刻です！！今近くのコンビニです！みなさんもう車の中で待ってます！！」


えーーーーーーー！！！！！！


慌ててジェジュンを叩き起こして用意させると、一緒にアパートの下まで降りた


すると、向こうからユンさんが走ってきた


「急いでくださーい！」

「はーい。A、いってきま〜す」


焦る彼女とは裏腹に呑気に答える彼


「ユンさんすみません、寝過ごしました」

代わりに謝ると、急かすように彼の後ろを走りながら振り向いて言った


「大丈夫です！でも今度なにかおごってくださいね！」


その言葉にジェジュンの笑い声が聞こえた


・・・・やっぱり地方一緒は不安だ


そう思いながら部屋に戻って会社に行く用意をした

キャンペーン始まる→←あり得ない

ラッキーアイテム

革ベルト

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