#06 ページ7
Aside
沖田のことをじっと見てると、
沖田「ん、なんですかィ。俺に惚れたんですかィ?」
A「なわけ。自惚れんな。」
確かに、顔は整ってる方だと思う。
神威といい勝負してるね。
A「顔は綺麗。性格が分からない。」
沖田「ならここで一発ヤr((土方「そォォォごォォォ!!」
沖田が何か言いかけたところで土方が入ってきた。
沖田「邪魔すんなよ土方コノヤロー。今からAとやるんでさァ」
A「殺る!?いいよ!!殺ろう!」
沖田「じゃ、俺の部屋行きましょうや。」
A「狭くない?」
沖田「そうですかねィ。標準的な広さだと思いますがねェ」
闘うには広場とか処刑場とかでやるんじゃないの?
ま、いいや。
---沖田の部屋---
なんていうか、フツー。
布団が敷いてあって、低い机に座布団。
襖もあって窓もある。
沖田「ささ、寝てくだせェ」
A「寝るの?」
珍しいんだね、地球の闘い方って。
とか思いつつ、布団に仰向けになる。
どのタイミングで始めるんだろう。
沖田「んじゃ、まずはキスからってことで。」
A「は!?」
沖田「いや、やるんだったら濃厚なキスしてから雰囲気作っていくんですぜィ」
A「え、闘わないの!?」
体を起こして、沖田と向かい合う。
沖田「闘う?」
A「私が思ってたのは、戦闘のほうの殺るだったんだけど…」
沖田「Aは馬鹿ですねィ。俺が言ってんのは…」
ちゅ
沖田「こっちですぜィ」
A「な、なななななななな何!!」
ほほほ、ほっぺにちゅーされた…!
顔が赤くなるのが分かる。
恥ずかしぃぃぃ…
沖田「もしかして、頬にキスされんの初めてですかィ」
恥ずかしいから沖田に背くようにして座り直す。
A「そうだけど…わ、悪い?」
沖田「あ、旦那に言ったらどうなりますかねェ」
A「知らないわ、そんなの。神威は私のことなんとも思ってないし。」
沖田「その割には…」
その割には?
A「何?」
沖田「いや、なんでもねぇ。」
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時