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NO side※ほぼ会話
-女湯-
Aが湯船に入り、『ふーっ』と息を吐くと先に入っていたお妙や神楽に質問攻めを受けた。
妙「Aちゃんのこといろいろ知りたいの!好きな食べ物は?」
『地球の料理』
妙「具体的には?」
『んー…うまっ!ってなったのは特にかつ丼?』
妙「まぁ!今度作ってあげるわね、玉子焼きと一緒に!」
神楽「ああああ姉御の玉子焼きが食べれるなんて、贅沢アルなァァァァ!!(焦」
『そなの?有り難くいただくね』
妙「いつでも食べに来てね!」
『うん!』
神楽「次は私ネ。A姉、神威と結婚する気はあるアルカ?」
『ないね。1ミクロンもない』
神楽「……A姉が好きになった奴はいるアルカ?」
『んー、小さい頃に何人かは好きになったけど皆死んじゃっててさ』
神楽「闘いにでも行ったネ?」
『いや、普通に心臓抉られて死んでた。暗殺でもされたのかな?』
妙「普通かしら…?夜兎って凄いのね…」
『まあ、よくあることじゃない?』
妙「そう…じゃあ次!ご両親、ご兄弟はいる?」
『父さんが一人、上と下に男が二人で母さんは死んでる』
妙「あら……ごめんなさいね、話したくないようなこと話させてしまって」
『いいよいいよ。もう何年も会ってないし、どっかの星で死んでても悲しくなることはないからね』
神楽「A姉……」
『質問終わった?』
妙「まだまだあるわ!」
『おお』
妙「初恋の人は?やっぱり旦那さん?」
『いや、神威は違う。ってか好きになったことない』
神楽「神威が可哀想ネ……」
『初恋は戒夜。私の兄さん』
妙「あら」
『なんか強くて格好いいな〜って思ったから。でも今は何ともない』
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時