#21 5月31日書換 ページ24
Aside
銭湯に着いて女湯の暖簾を潜ったとき、神楽の声がした。
『神楽?』
神楽「A姉!どうしてここにいるアルか?」
『銭湯の割引券貰ったんだ。ね、その女の人誰?』
神楽が私に駆け寄ってきたとき、後ろにニコニコしてる女の人が見えた。
こっちを見てるってことは、大方神楽の知り合いか誰かだろう。
神楽「ああ!姉御ヨ!」
『姉御?』
私が疑問を抱いていると、近づいてきた姉御さん。
?「初めまして、志村妙と申します。」
『あ、初めまして。Aと申します。お妙、さんでいいですかね?』
妙「いえいえ!是非ため口でいいですよ、Aちゃん」
久しぶりに″ちゃん″付けで呼ばれた……
照れる…
『よろしくね、妙ちゃん!』
妙「よろしくね、Aちゃん!」
友達が増えた!
嬉しい!!
こんな美人さんと友達に……!(感動)
神楽「姉御、Aはいい奴ネ!仲良くできるアルよ!」
『ね、妙ちゃんって何処で働いてるの?』
服を脱ぎながら妙ちゃんに聞く。
妙「夜の仕事よ?まあ、一括りで言えば接待業ね」
『おお……』
すげぇ…なんか分からんけど尊敬……
『神楽は何でも屋だよね』
神楽「そうアル。万年金欠のダメ男の社長ネ」
妙「まあ銀さんはそうね」
『確かに、銀ちゃんならそうかも』
妙「Aちゃんは何処で働いてるの?」
『う″っ…おぉ…』
海賊って言っていいんか?
セーフかな?
いいかな?
神楽「A姉はu((『神楽、自分で言うね』分かったヨ!」
『妙ちゃん、私ね、宇宙海賊やってんの』
妙「宇宙…海賊…」
『うん…ごめん…引いちゃったかな…』
妙「ぜ、全然よ!ちょっと意外だったけれどね」
『なんか、ごめん…』
服を脱ぎ終わって身体にバスタオルを巻いていると、
妙「Aちゃん…それ…」
『ん?』
神楽「小さくもなく…大きくもなく…普通アルな…」
なんの話?
51人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時