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#15 5月31日書換 ページ17

---10分後---

神威「あり?Aいなくない?」

空き地の雪を掘り返してAの捜索を行った神威。
深く掘りすぎて、所どころ土が見えている。


___このままAがいなかったら、俺は____


足跡らしきものも残っていない。
いったん家に帰ろうと、雪をほろって立ち上がる。

家の前に着くと、Aが膝を抱えながらしゃがんで待っていた。

神威「A…」

神威が呼びかけると、頭を上げて

A「神威ぃ!!」

と、半泣きの状態で駆けてきた。

神威「A?何で家にいるんだよ。」
A「ごめんね……痛かった?」
神威「……何が?」

A「あ…そうだった…」

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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2021年1月16日 14時

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