小瀧くんの専属××

Secret21 ページ21

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歓迎会から約1週間たった今日のお仕事は、
雑誌の撮影








歓迎会の翌日、

傷ついた重岡くんの顔が忘れられなくて

ずっと謝ろうと考えていたのに



重「戻って来なかったやん、自分！笑

もう、しげちゃん、世界の裏まで探しに行ったろか思ったで笑

困った子やわ、Aちゃんは」



って、デコピン1つ。



全然気にしていないようだった。









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淳「てかさぁ、歓迎会の次の日から思ってたんやけど、

しげ、Aちゃん呼びOKなん？」







…あ。









重「せやで。ええやろ」




淳「俺もAちゃんって呼びたいわぁ」




『重岡くんは…その…』




あんな状態で、断れるわけないじゃない。




『特別、です…』





重「なぁ！淳太！聞いた？今、聞いた？

俺は特別、やって♡

ま、俺らそういう関係やから、淳太、ごめんな」






淳「そういう特別ちゃうやろ」




『そういう特別じゃないです』




淳「てかお前、語尾に♡付けるやつ普通に無理やなかったん。

今の自分やん。」




『気持ち悪いですね』





重「そんな言わなくてもええやんかぁ…泣」









重岡くんの話を聞き流しながら

少し周りを見渡す。




柚と綾乃先輩は、既にセットが終わっていた。





もう…重岡くんがうるさいから、

あなただけ終わってないんじゃ、バカ。






少し、セットのスピードを速くする。









綾「のんちゃん、ちょっと…」





望「おん、ええで」







セットの手が、止まる。





同時に、藤井くんの動きも。





2人は楽屋の外へ出ていった。





神「流星、のんちゃんは彼女おるから。」




流「…おん、ありがと神ちゃん」









浮気なんて、これっぽっちも疑ってない。






でも、最近望は泊まりに来ない。






それと、関係あるのかな…なんて。






重「Aちゃーん！早くやってやぁ！」






重岡くんは、いつもタイミングが良い。

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