検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:28,115 hit

24 ページ25

なぜか私より気合いが入っているサチに、服屋に連れてこられた。

「私、こんな服着たことないんですけど」
「うん、だろうね。」

サチがあてがってるのは、いかにも女の子らしい感じのワンピース。

「ねぇ、アラサーにこれはキツくない…?」
「キツくないようにするの!うーん、こっちよりこれかな…」

だめだ、もうなすがまま。

サチの着せ替え人形になること30分。
結局最初の可愛いワンピースを買うことになって。

「衣替えの季節になったらまた冬用のデート服買いに来るからね!」

と、サチがなぜか一番気合が入っている。

今日は一日中サチの着せ替え人形みたい。
次は靴選ぶぞ!!!と鼻息荒く言っている。

「あのー…ねぇ、なんで私より気合入ってるのかなー…?」
と聞くと、
「そんなの!決まってるじゃん、Aの運命の相手だよ?再会して、連絡先交換して。まだ友達かもしれないけど、ここから勝負かけないと!」
と、若干被せ気味、しかも大声で言われた。

この子、やっぱりなんだかんだ憎めない子だ。

心の中でだけ、ありがとう、と言う。
言葉にするのは、じゅんちゃんと一緒に報告する時に取っておこう。



--


サチの着せ替え人形になった夜。

見知らぬ相手から、メッセージが来ていた。

『桐山照史でーす!淳太から連絡先聞きました(^^)
よろしくなー!なんかあったらいつでも言ってね(^^) もちろん、こっちからも連絡させてもらうけど!』

と。なんだ、桐山さんか。

『よろしくお願いします、多分お世話になります。笑』

と返して、眠りについた。

25→←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 中間淳太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とらい | 作成日時:2019年6月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。