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紫side
赤「はまちゃん、はまちゃん…！」
「ん…、し、げ？」
赤「うん、はまちゃん、点滴終わった。」
「ん、あれ…、ここ、どこやっけ…」
赤「病院、はまちゃんが連れてきてくれてんで？」
だんだんと頭がスッキリしてきて、
自分の状況を理解する。
「…あぁ！！しげちゃん、体調どう？」
赤「ふふっ、はまちゃんおはよ。
点滴ってすごいねんなぁ？元気やで。」
「俺寝てもうてたんやな。
よかった…、さっきより顔色良いわ。」
赤「あのさ、俺今日午後から仕事やねんな？
だから、このまま送ってくれへん…？」
「え、あかんよしげちゃん。
家帰って休まないとやで？」
ダメ元で言ってみたんやろうか。
そんなん、「わかった！」ってなるわけないやん。
赤「んー、お願い。もう、元気やねん…」
「そりゃ、今は点滴してもらったとこやから。
また気分悪なったらどうするよ。」
しげは納得いかない顔で、
元気やって訴えてくる。
今日はやけにわがままや。
赤「お願い、はまちゃん。
終わったらすぐ帰ってくる。」
なんて返せばいいのか分からない。
こんな時、淳太や照史やったら…
しげのことを納得させてあげられるのに。
しげのためを思って仕事は休んだ方がいいって言ってるのにそんな悲しい顔されたら、
かわいそうになるやんか。
赤「今日の最後の仕事、神ちゃんと一緒。
だからさ、一緒に帰れるし大丈夫やって！」
ほんとにさっきとは、
顔色も、喋り方もまるで違う。
「わかった、じゃあなんかあったらすぐ連絡してよ？約束できる？」
赤「うん、ありがとうはまちゃん！」
よし行こう、とベッドから降りて靴を履くしげ。
車までも、1人で歩いてた。
あぁ、大丈夫そうかな。
一瞬感じたその元気さに負けて、
しげを仕事に送り出してしまった。
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
