わがまま（赤・胃腸炎） ページ11
紫side ＊嘔吐表現有り
「んーっ、準備するかぁ…」
朝4時、今日は釣りに行く予定。
でもなんか、最近忙しかったし疲れてんのかな？
眠気が勝ってる…
けど中々行かれへんし、ちょっとだけでも行ってこよかなと思って準備を始める。
ｶﾞﾁｬｯ…ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
急に誰かの部屋のドアが開く音がして、誰かがバタバタと俺の部屋の前を通った。
え、こんな時間から仕事かな？
起きてる仲間がおるのがちょっと嬉しくて、おはよう言いにいこーっと部屋を出る。
「っはぁ、はっ、うぅ…っおえぇ…」
「えっだれ！？大丈夫！？」
トイレにおるんやろう誰かが吐いてるのが聞こえる。
急でびっくりしたけど、自分を落ち着かせて声をかけてみる。
ｺﾝｺﾝ
「俺、はまちゃんやで。大丈夫か？」
赤「んっ、はまちゃ…っえほっ、うっ、げえぇっ」
しげや。
「ん、ここ開けてくれるか？」
しばらくえずく声が聞こえてくるだけやったけど、ちょっと落ち着いたのかトイレを流す音と同時に鍵があいた。
「おぉ、だいぶしんどそうやな…」
トイレの前に座り込んで、壁に頭を預けとる。
赤「…、きもちわる…むり、いやや…」
真っ青な顔でそう言うしげは、もう強がることも諦めとる。
「結構冷や汗も出てもうてるし、冷えちゃうから部屋戻ろか？」
赤「…むり、はく、っんぅ、はぁっ」
まだ気分が悪そうに、必死に呼吸を整えて抑えてる。
ここじゃ寒いし、身体も休まらへんからせめて一階のソファまで行きたいねんけどなぁ…。
しげと同じ高さに目線を合わせて、汗でおでこに張りついた髪をそっととってやる。
「しげ、熱あるやん。しんどいなぁ…」
赤「はまちゃん、ねむい…」
吐き気が少しおさまったのか、瞼がぐーっと下がってきた様子。
「おぉ、ここで寝たらあかんで。」
もう半分寝てるしげを抱えて、しげの部屋まで運ぶ。
しげの部屋の前まできたところで、
黄「どしたん、なにしてんの？」
淳太が部屋から顔を覗かせた。
「ごめん起こしてもうた？」
黄「全然、いいけど。しげ調子悪いん？」
「トイレで吐いてもうてて、吐き気おさまったら寝てもうたから運んでるとこ…ちょっと手伝ってくれへん？」
黄「うん、ええよ。」
2人で運んでやっとベッドに寝かせることができた。
黄「熱も高そうやな。俺体温計とか持ってくるわ。」
「ありがとう、頼むわ。」
まだ顔色悪くて苦しそうやなぁ…
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
