ONE to SEVEN

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黄side



赤「淳太おはよう！」


　「あ、おはよう」




ん？


しげ、あんま顔色良くない。




実は昨日しげらが楽屋出た後、


しげのハイテンションがなんか引っかかるって話をした。


俺はあんまり気にしてなかったんやけど、


照史とはまちゃんは撮影始まる前にも話しとったみたいで。



2人的には、


本人は気づいてへんけど空元気なんちゃうかって心配みたい。


今日俺がラジオ一緒やから、


様子みといてってことで共有してくれたんやって。




そんな話してたから余計に顔色悪く感じるんかな。


とも思うけどやっぱり元気なさそう。




　「しげ、疲れてるん？」


赤「ん？

　 昨日めっちゃ寝たから、いつもより元気やで！」



そう言って俺に向けた笑顔が、


やっぱりなんか不自然で心配になる。




でもまあ、体調が悪そうとまではいかん程度やし。


今日一緒におる間様子みて、


明日はまた７人やし。


さりげなく見守る形でいいんとちゃうかな。




しげは調子悪いやろって聞いたって、


素直に言えるやつちゃうしな。




やからこそ、みんなであいつの不調に気づいてやらなあかん。


照史とはまちゃんもそれを分かってるから、


ちょっとした違和感でもすぐに気づいて気にかけてる。





赤「じゅんたあ！！

　 なにぼーっとしてんねん！はよ行くで！！」




当の本人は今日も楽しそうで何よりです。


　「はいはい」


ぴょんぴょん前を歩くしげに、


もうちょっと落ち着けよと思いながらついて行く。







でもなーんかやっぱり、


無理してるようにも見えるんよなあ…

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