それが苦しめる ページ4
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教室に戻ると、いつもの如くみんなに囲まれる。
ゆかりがいないとなんか落ち着かないとか、ゆかりがいると笑顔増えるとか、みんな嬉しい言葉を沢山くれる。
でも私が欲しいのはそんな言葉じゃなくて、ただ一人からの好き、それだけなんだ。
その人は絶対に私にはそんなこと言わないし、
私のことをそんな目で見たことなんて一度もない。
「ゆかりー、次移動だよ行こう!」
『うん、ちょっと待って!』
私にそう呼びかけてきたのは親友の美織。
彼女はよく私に“彼氏は作らないのか”と聞いてくる。
大好きな美織だけど、美織のその言葉だけはどうしても私を苦しめる。
美織「あ、そうだ!今日一緒に帰れない!」
『そっか、……黒田くん?』
美織「そう!ゆかりも早く彼氏作ればいいのに〜、
絶対うちのクラスにもゆかりのこと好きな人いるよ」
『……私は、いいよそういうのは』
私は彼氏なんて、いらないもん。
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ルナ(プロフ) - そた。さん» はじめまして!コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。ゆっくりの更新になりますが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです! (2021年1月20日 17時) (
レス) id: 70527e96d0 (このIDを非表示/違反報告)
そた。 - 初めまして！初めて主様の物語を拝見させていただきました**正直、すっごく面白かったです！このあとどうなるのか楽しみです**更新待ってます＊ (2021年1月19日 21時) (レス) id: 4ec618e89f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月18日 18時
