大きな優しさを感じた ページ1
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たまに1人になりたいと思うことがある。
週一のペースでふとそう思って、
昼休みだけでも1人になろうと屋上にいる。
「あれ、先越されちゃってんじゃーん」
『……へ、』
「あ!人気者!」
『え、?』
「人気者でしょ?いつも色んな人に囲まれてる」
『そう、かな』
「俺はそうだと思うけどね。あ、俺長瀬。長瀬結星」
『長瀬くん、か。私は、』
結星「川��ゆかりちゃん、でしょ?」
『知ってるの?』
結星「人気者だからね」
『私、人気者なんかじゃないよ?』
結星「そう?あ、俺もここで食べていい?」
話しかけてきたのは長瀬くん。
フラットな話し方で、近すぎず、遠すぎずの距離感になんだか落ち着く。
『全然いいよ、1人だし』
結星「珍しいね、1人でいるの」
『本当は、1人の方が落ち着く』
結星「やっぱ俺、どっか行こうか?」
『ううん、全然いいよ』
結星「そっか、じゃあお言葉に甘えて?」
私が1人が好きと言ったら、わざわざ去ろうとするところに初めて話す人だけど大きな優しさを感じた。
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ルナ(プロフ) - そた。さん» はじめまして!コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。ゆっくりの更新になりますが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです! (2021年1月20日 17時) (
レス) id: 70527e96d0 (このIDを非表示/違反報告)
そた。 - 初めまして！初めて主様の物語を拝見させていただきました**正直、すっごく面白かったです！このあとどうなるのか楽しみです**更新待ってます＊ (2021年1月19日 21時) (レス) id: 4ec618e89f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月18日 18時
