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*146* ページ48

この時、ふと過る場所…。


貴女「隠し、部屋…?」


チラっと隠し部屋の入り口がある床を見ると、そこには重苦しい空気を纏った重たい扉がある。

開けたくない…。
開けたくないよぉ…。


??「何をしている」

貴女「ヒィ!!」

??「……気持ち悪い声を出すな」


恐る恐る振り向けば、そこには金髪の鬼が立っていた。


貴女「何だ、ちー君か」

風間「何だとは何だ。
この俺が来たと言うのに、本家にいないとはどう言う事だ」

貴女「そんな事知らないよ。私は仕事中なの!
ってか、気持ち悪いって何?!」

風間「こんな所で仕事とは、サボっているだけではないのか」

貴女「失礼な事、言わないでよね!」


ここは蔵だけど書庫でもあるの!
仕事に必要な書物はここに保管してあるんだぁ!
それに、気持ち悪いって何かを答えろぉ!

と、息継ぎもせずに話せば、ゼェゼェと肩で息をした。
駄目だ、一気に喋りすぎて息が元に戻らない。


風間「煩い娘だ。そんな事はどうでもいい」

貴女「どうでもよくなぁい!私の時間を返せ!」

風間「何を怒っている。
おまえの所へ連れて来てやったと言うのに、恩を仇で返すのか?」

貴女「……何を言ってるのか、さっぱり分からないんだけど」


ちー君の言葉は唐突過ぎて、言っている意味が分からない。
連れて来てやったって誰を?
誰かを連れて来て欲しいなんて、頼んだ覚えがないのだけれど…。

私はちー君に向けて首を傾げていると、ちー君の後ろから懐かしい人物が姿を現した。
何で、この人がここに…。

147話:涙と鼻水→←146話:突然の訪問者



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 何度も読み返して読んでます。斎藤さんとの恋仲で幸せです。涙が流れてます。 (2020年5月26日 21時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - 朔さん» コメント&一気読みありがとうございます!風間の言葉遣いがなかなかに難しく、上手く表現出来ているのか不安でしたが、可愛いと言ってもらえてうれしいです♪なかなかに私の妄想が激しいものになってしまいますが、これからもよろしくお願いします(*´ω`*) (2019年10月4日 9時) (レス) id: 92dfc97012 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメン失礼します!今日この作品を見つけて一気読みしてしまいました!!悲劇が無くて風間がかわいくて()大好きです!!!最近は薄桜鬼の小説を書いてる方も少ないので...(>_<)応援しています(^^ゞがんばってください!!長文失礼いたしましたm(__)m (2019年10月4日 2時) (レス) id: af48bb8f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まほろ | 作成日時:2019年10月2日 16時

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