占いツクール
検索窓
今日:5 hit、昨日:112 hit、合計:25,620 hit

134話:新型羅刹の真実 ページ19

南雲「新選組には、隊規があったからね。
【背く者、切腹申付べく候也】
綱道は、これに目を付けたんだ」

天霧「新選組も、何とも不遇な…」

風間「隊を纏める為の隊規が、まさか自分たちの首を絞める事になるなんて、思ってもみなかっただろうな」


私は恩返しで新選組にいたけど、それは違ったんだ…。
新選組を巻き込んだのは私、雪村家だ。


貴女「新選組の人たちには、申し訳ない事ばかりだ…」

天霧「あなたのせいではありません。
綱道が雪村の村にいた頃は、あなたは生まれていなかったのですから」

貴女「そうはいかないよ。
当主を継ぐのは名だけじゃないから…」

南雲「話はまだ終わってないよ。
新型の羅刹。Aは、それを見たんだろ?」

貴女「うん。あの異色の目、片方は羅刹の目だけど、もう片方は鬼の目だった」

南雲「あの鬼の目、あれは本物の鬼の目だと思うんだ」


混血鬼の血を使ったまがい物は、人に使うと夜にしか動けなかった。
それに、血に狂ってしまえば、敵味方関係なく襲ってしまう。
それでは幕府に言われた兵士として使う事はできない。
綱道は思考に思考を重ね、一つの結論を出した。

人に使って駄目なら、鬼に使ってみてはどうか。

胸糞悪い発想だ。
だが、綱道はその仮説を立証すべく、鬼にまがい物を飲ます。

その鬼たちが、京の市中で姉様を攫おうとした鬼たちだ。

けれど綱道の仮説は立証できず、寧ろ失敗に終わる。
鬼にまがい物を飲ませても、壊れたからくり人形のようになるだけで、日中に動ける羅刹にはならなかった。
しかし、成果もあったようだ。

鬼にまがい物を飲ませると、鬼たちは狂っても血に飢える事はない。
それだけじゃなく、狂っても会話が出来たときた。

そこで綱道はもう一つの仮説を立てた。

【混血鬼の血ではなく、鬼の血を使えばいいのではないか】

綱道は自らの血を材料にし、新型のまがい物を作り出す。
それを鬼に飲ませてみたものの、鬼たちは壊れたからくり人形のままだったらしい。

鬼の血に、まがい物は合わない。
そして、試しに人間の兵士にまがい物を飲ませた。
まがい物を飲まされた兵士は、自我を持ったまま狂ったのだ。

しかもその兵士は、戦闘力も身体能力も、最初の羅刹とは比べ物にならないほどの力を持ち合わせた。
これなら雪村家を滅ぼすのに使える。
そう思ったのだと言う。

だけど綱道一人の血では、軍を作るだけの羅刹は作り出せない。
そこで目を付けたのは、初霜の鬼たち。

*134*→←*133*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定キーワード:薄桜鬼 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まほろ(プロフ) - 朔さん» コメント&一気読みありがとうございます!風間の言葉遣いがなかなかに難しく、上手く表現出来ているのか不安でしたが、可愛いと言ってもらえてうれしいです♪なかなかに私の妄想が激しいものになってしまいますが、これからもよろしくお願いします(*´ω`*) (10月4日 9時) (レス) id: 92dfc97012 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメン失礼します!今日この作品を見つけて一気読みしてしまいました!!悲劇が無くて風間がかわいくて()大好きです!!!最近は薄桜鬼の小説を書いてる方も少ないので...(>_<)応援しています(^^ゞがんばってください!!長文失礼いたしましたm(__)m (10月4日 2時) (レス) id: af48bb8f49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まほろ | 作成日時:2019年10月2日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。