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？？「何だよ斎藤、
いつにも増して目つきが悪ぃな。
千鶴ちゃんと喧嘩でもしたのか？」
私は姉様ではないし、喧嘩もしていません。
鉢巻きのお兄さんは斎藤さんをニヤニヤと
少し気持ち悪い笑顔で見ている。
(作者の声：永倉さんファンの方ごめんなさい！)
斎藤さんは返事をする代わりにため息を吐いた。
そしてまた障子が開き、
一人のお兄さんが入ってくる。
？？「何があったんだよ…。
寝てたのに起こされちまったんだけど…」
この人、すっごく身長が高い。
私の視線に気づいたのか、
そのお兄さんも私を【千鶴】と呼んだ。
ここにいる全員に姉様と間違われてしまっていては、
今、弁明するのは止めておいた方がいいのかな？
？？「おう、集まったな」
藤堂「何だよ土方さん、こんな夜更けに。
一くんも隊服着たまんまだし、何かあったの？」
どうやら副長と呼ばれていた人は
土方さんという方らしい。
平助さんが土方さんを捲し立てるように説明を求めたが、
土方さんは目線を送っただけで何も答えなかった。
土方「何してやがんだ、早く来い」
土方さんが廊下に向かって声を掛けると、
開いた障子の向こうからは
外で出会った茶色い髪のお兄さんの姿。
そして、その後ろに…。
私の探し人が、眠そうな顔をしながら入ってくる…。
目線が外せない。
目頭が、熱い…。
藤堂「ち、千鶴が、二人？！」
？？「え？……はぁ？！」
平助さんの驚きの声に姉様も驚いたようにこちらを見る。
やっと目線が合った。
やっぱり、姉様だ…っ！
A「姉様…っ、姉様ぁ！」
千鶴「え？……A？！」
立ち上がって姉様に向かって駆け出した。
姉様に抱き着いて、わんわんと声を出して
みっともなく大泣きしてしまった。
後ろで土方さんが
「本当だったのか…」なんて言っていたけれど、
そに反応する余裕はなかった。
千鶴「どうしたの？何で、ここにいるの？」
姉様はとても驚いていたし
混乱もしていたようだったけれど、
それでも泣く私を優しく抱きしめてくれて、
これまた優しく頭を撫でてくれる。
ひとしきり泣くと、やっと私の嗚咽が止まった。
千鶴「とりあえず、中に入って座ろうか」
A「うん…」
姉様に付き添われて中に入り、
二人で土方さんの前に座った。
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - こちらこそです。 (2020年5月22日 17時) (
レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 何度も読んで頂きありがとうございます！これからもよろしくお願いします☆ (2020年5月22日 8時) (レス) id: 186b1c0f08 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - コメントお願いします。嬉しいです。何度も読んでます。 (2020年5月21日 22時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» こんにちは！レスが遅れてしまい、申し訳ありません。気に入っていただけたようで嬉しいです♪こちらは完結しておりますので、最後まで楽しんでいただけると嬉しいです！コメントありがとうございます☆ (2020年5月21日 21時) (レス) id: 186b1c0f08 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はじめまして。素敵な作品です。気に入りました (2020年5月16日 21時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まほろ | 作成日時：2019年8月27日 9時
