stay gold 【yg】ー完ー

【31】yg ページ32

yg「突然の話で、申し訳ないですね。
昨日、Vanillaのご両親にも、ご挨拶に行かせてもらいました。空港での写真が出回ってるみたいですね。
色々とウワサになったりする前に、みなさんに報告したいなって。
嫌な思いをするファンの方々もいるかと思いますが、僕たちの愛するアーミーや、カラットには、ウソはつけないなって、隠さず、正直に話すことにしました。Aからは？」


緊張しているAにも、挨拶させなきゃな。


A「はい、みなさん、驚かせてすみません。

今後も、みなさんを、がっかりさせることなく、さすがだねって、言ってもらえるように、さらに、 頑張って精進していきます。そして、シュガさんに見合う人間になれたらなって思ってます。」


yg「コメント……みなさん、たくさん、ありがとうございます。

……シュガバニって言い方www
おぉ、ありがとうございます、お似合いだってさ。
……ユンギ、marry me……あぁ〜横に彼女がいるんだけどな…笑
……大事にしてあげて？あぁ、もちろん、大事にします。」


少し、アーミー達のコメントを読んでみる。
そして、チラリと横をみると、同じく、カラットのコメントを読んでいたであろうAが静かに泣いている。


yg「わぁ〜カラットのみなさん、Vanillaが泣いてるけど、どうしました？」


A「批判ばかりされるかと怖かったのに、みんなが、あまりにも優しいコメントをくれるから、泣けてきちゃいました」


幸せそうなVanillaちゃんをみれて嬉しい。
大事にしてもらいなよ
お似合いだよ。
幸せにね！


カラットのコメントも読ませてもらうと、有難い言葉がたくさん。


yg「はい、本当に皆さん、ありがとうございます。
これから、もっともっと、ぼくたちも頑張っていきますので、応援宜しくお願いします。

それでは、これで終了します。」


無事に終えた。
はぁ……変な緊張したな。


今日のところは、ファンの方々から、有難い言葉をたくさんいただいたが、やはり、そんな良い方ばかりでもないのが、この世界の怖いところだ。


絶対に、公開恋愛はしないと言ってたアイドルの大先輩が、いたな。
つき合ってるときはいいが、もし、別れることになった場合、相手の女の子は、一生、〇〇の元カノという目でみられる。
だから、相手の為にも公開恋愛はしたくないと。


でも、オレは一生Aと別れるつもりはない

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