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涼介Side
コンサートも終盤に近付いていた。
俺がAにあげたチケットはスタンドの最前。今回は外周もあったりする。
大貴「おい、Aちゃんお前のうちわ、ちゃんと持ってんじゃん。」
大ちゃんがこそっと俺に話し掛けてきた。
多分、天音がAに無理矢理渡したんだろうけどそれでも、知念じゃなくて、俺のうちわを握ってくれてるのが嬉しくて。
そんな姿が可愛い、そう思った。
涼介「ちょっと行って来る。」
今は外周を走ったりする曲だったから、俺はAの近くに行った。
涼介「…(すげえ、可愛いよ。来てくれてありがとな。)」
A「っ…!」
Aにしかなんて言ってるか、分からないように口パクで伝え、握手をする振りでそっと手を握る。
周りに俺のファンはたくさんいたけど、Aしか視界に映らなかった。
天音は隣で’きゃー♡’なんて騒いでるし。
まだこいつのことが、好きなのか、分からない。
だけど確実にAに心が揺らいでるのは、事実。
侑李「…珍しいね、涼介からファンサなんて。」
Aから離れたあと、知念に言われた。
俺もファンサくらいはするよ、Aにしたことは滅多にしないけど。
侑李「…でも僕、諦めないから。」
そう言って定位置に着いた知念。
俺も、取られたくないと、思ったんだ。
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みーちゃ(プロフ) - ゆりこさん» コメントありがとうございます♡そう言ってもらえて嬉しいです♡更新頑張るのでよろしくお願いします! (2022年6月10日 7時) (レス) id: d753cb75e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりこ(プロフ) - お疲れ様です!いつもニヤニヤしながら見て楽しんでます♡応援してます! (2022年6月9日 22時) (レス) @page4 id: 959ce854d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーちゃ | 作成日時:2022年6月9日 21時