中間くん桐山くんに密着中 ページ7
女「さっきからなに？2人にチヤホヤされちゃってさ。あんたただのライターでしょ？仕事でWESTと一緒にいるんでしょ？なに？？女を全面に出しちゃって。気持ち悪いんだけど」
彼女は私の胸ぐらを離したかと思うと、そのまま私の胸をドンっと押し、私はそのまま後ろに倒れ込んだ。
「あぶなっ！」
そう叫んだ、中間くんと桐山くんが私を同時に支えてくれて。
女の子は、一瞬、ハッとした顔になる。
中間「なにやってんの自分。」
桐山「キャラ変わりすぎて引くわ。帰ってくれる？」
2人は私を支えたまま、低い声でそう言った。
女の子は、桐山くんに視線を向けながら唇を噛み締めていて。
その目は睨むような目つきだったものの、だけど、悔しさと悲しさをも秘めていたようで。
やっぱり、桐山くんか中間くん、どちらかに恋をしているんじゃないかと思った。
中間「言っとくけど、Aちゃんはただのライターなんかやないから。俺にとって特別な女性やから」
突然中間くんがそう言って、思わず中間くんを見上げる。
中間くんは私を見ると優しく微笑むから。
冷めたはずの頰がまた熱くなるのを感じて、思わず俯いた。
桐山「ちょ！淳太くん、抜けがけやめてや！！……とりあえず今日は帰ってくれる？？俺、ぶりっこも態度が突然変わる子も嫌いやねん」
笑ったままそう言う桐山くんは、本当に怖くて。
それは女の子も一緒だったのか、下唇を噛み締めたまま飛び出すように桐山くんの部屋を出て行った。
だけど、表情を見て分かった。
この子が恋してたのは、多分、桐山くん…。
きっと桐山くんのことあまり知らずに、女の子らしい方がウケがいいと思ったんだろな…
彼女なりに、頑張っていたのかもしれない…。
そう思うとなんだか少し切なくなった。
A「大丈夫なの？」
桐山「何が？？」
A「いや、ほら、仕事でよく会う関係だろうし…」
桐山「ええねん。仕事でしか、会わんから」
なるほど。
やっぱり桐山くんは彼女のことなんて興味ないどころか、嫌悪感さえ抱いているようで…。
片思いの相手にそう思われることほどツライものはないよな〜なんて、少し同情してしまう。
中間「じゃ、飲み直しますか！」
桐山「そうしよか！、かんぱーい！！」
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JWJUMP(プロフ) - 続きがみたいです！更新お願いします！ (2019年8月28日 21時) (
レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 更新お願いします！！続きがすごく気になる、、 (2019年8月11日 12時) (レス) id: 61cadefdc0 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 更新頑張ってください (2019年8月3日 23時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅろ - 作者様の書き方がとても上手くて作品に惚れてしまいました！これからも作者様のペースで更新頑張って下さい、応援しています！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7922eae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しみに拝見してます。毎回ドキドキニヤニヤしてます。これからの展開がどうなるんでしょうか？私は紫ジャスミンなので…そっちを願います。これからも更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年6月11日 11時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月19日 5時
