重岡くんと中間くんとデート中 ページ40
しげが送ってくれた地図を頼りに、「セボン」というお店を探したら、割とあっさり見つけることができてホッとする。
「いらっしゃいませ」
綺麗なモデルのような店員さんがすぐに私に駆け寄ってきた。
店員「ご予約のお客様でしょうか？」
A「あ、はい、えっと。」
あれ。しげの名前で予約してるのかな、それとも中間くん？？
「Aちゃん！」
名前を呼ばれて、そちらに向くと、中間くんが私に向かって軽く片手をあげた。
店員さんも、中間くんの姿を確認すると私に頭を下げる。
中間「こっちこっち。………てか、いつもと雰囲気ちゃうな…」
A「あはは、そう？？」
私は、仕事の時は絶対に着ないようなノースリーブのブラックカラーのマキシワンピを着ていて。
髪も少し巻いて揺れるピアスもつけて。
メイクだっていつもよりきちんとしてきた。
そりゃあ、青山のお店に行くんだし、これがTPOをわきまえるってことだと思うし。
中間「きれいやな」
少し照れくさそうに中間くんが言うから、私もなんだか恥ずかしくて。
ありがとう、って小さくお礼を言う。
中間「あ、こっちやで。」
中間くんの背中についていくと、そこは個室の部屋で。
入るとしげがいて、私を見ると少しだけ目を見開いた。
A「おつかれさま」
重岡「お、おおん、おつかれ…」
しげはお目目をぱちくりとしたまま、私をじーっと見つめていて。
パコンっと、中間くんに頭を叩かれる。
中間「なに見惚れてんねん」
重岡「っ、は？！いや、何が？！」
中間「ま。見惚れるのも分かるけど。Aちゃん、いつものナチュラルモードもいいけど、今日の大人の色気満載な感じもええな」
A「そ、そう、かな？？ありがと、」
中間くんは、照れたように笑いながらも、サラリとこちらがはずかしくなっちゃうようなことも言うから。
なんだかモジモジしちゃう。
中間「何にしよっか」
中間くんが私にメニュー表を渡す。
ここはカジュアルフレンチのお店のようだった。
A「うーん、ごめん。全っ然分かんないや。お任せします」
重岡「ぷっ」
中間「ふっ」
A「え？なに？」
メニュー表をそのまま、中間くんに渡した私に。
2人が吹き出すから。
なんか変なことしたかなって急に焦る。
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JWJUMP(プロフ) - 続きがみたいです！更新お願いします！ (2019年8月28日 21時) (
レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 更新お願いします！！続きがすごく気になる、、 (2019年8月11日 12時) (レス) id: 61cadefdc0 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 更新頑張ってください (2019年8月3日 23時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅろ - 作者様の書き方がとても上手くて作品に惚れてしまいました！これからも作者様のペースで更新頑張って下さい、応援しています！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7922eae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しみに拝見してます。毎回ドキドキニヤニヤしてます。これからの展開がどうなるんでしょうか？私は紫ジャスミンなので…そっちを願います。これからも更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年6月11日 11時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月19日 5時
