重岡くんに密着中 ページ43
昼食を済ませた後は、私はデスクで仕事に没頭し。
たまにチラリと重岡くんを見ると。
持参していた本を読んだり、音楽を聞いたり、スマホを触ったりパソコンで何やら打ち込んでみたり。
自由に好きなように過ごしているようだった。
A「っし！！終わった！！納品完了！！」
うーん、と両手を上にあげて伸びをしていると、重岡くんが立ち上がって寄ってきた。
重岡「終わったん？！お疲れさん！！」
A「待たせてごめんねー……わ！もう16時だ！！そろそろ会場に向かおうか。」
重岡「おん、そやな。」
A「あ、お友達は？？何時に来てもらうようにしてるの？」
重岡「あー…あ、それがな、関ジュの後輩を呼んでてんけど、体調悪くて急遽来れなくなってん。」
重岡くんは私から視線をそらすと、突然バッグを持ち上げて自分の荷物を片付けながらそう言った。
A「え！！そうなの？！それは大変……どうしようか、今から誰か呼べそう？」
重岡「あー…」
A「のんちゃんはドラマの撮影って言ってたもんね。あ、はまちゃんって格闘技好きなんじゃない？？今日午後はオフってマネージャーさんが言ってたような」
重岡「もう、2人でええんちゃう？？」
A「え？？」
私の言葉を遮るように、重岡くんが少し大きな声でそう言った。
A「え、でも……私と2人でいいの？」
重岡「ええよー別に。」
あれ。この間とちょっと様子が違うな。
異性と2人で、なんて…。重岡くん的には絶対にNGだと思ったんだけど…。
重岡「ほら、Aちゃんも準備して。行こか」
A「ああ、うん」
重岡くんは、キャップにめがね、マスクという変装をしていたけど。
まあ、これならバレない…かな？？
WESTファンが見れば一目瞭然だとは思うけど、普段放たれているキラキラオーラまで消し去ってしまうのは、さすが重岡くんって感じ。
カフェを出るとタクシーが一台止まってて。
重岡「あ、俺が手配しておいた。乗ろうや」
そう言って、重岡くんはそっと私の背中を押した。
A「ええ？！一緒に乗っていいの？？さっきは別だったけど」
重岡「ええよ。大丈夫やろ。どうせ会場で一緒なんやし。」
重岡くんが明るくそう言ってくれたから、私はタクシーの後部座席に乗り込んだ。
その隣に重岡くんも滑るように乗り込んだ。
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可愛川麗華 - コメントのお返しありがとうございます!すいません、この作品ではなく、別の作品でお願いします。今回もドキドキする作品をありがとうございました!とっても面白かったです。お兄さん組の作品も楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2019年5月19日 2時) (
レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 妄想が好きな変態女子。さん» 嬉しいコメントありがとうございます！ちょっと迷いましたが、今回はモテモテハーレムのお話にしてみました笑 こんな全員から想われるなんてあり得ないよな…なんて葛藤もありながら本当に夢のような話ですよね笑 続きも読んでもらえたら嬉しいです！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» リクエストありがとうございます！しげの狂愛ですか！…えっとそれはこの作品で、という意味ですか？こちらではしげは割と爽やかキャラでいこうかと思ってますので別作品でもよければ頑張ってみます！！よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 可愛川麗華さん» 面白いと言って頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです！！続きを楽しみにしてもらえるなんて感無量です…泣 これからも頑張りますので、よろしくお願いします＾＾ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - リサさん» 嬉しい感想をありがとうございます！続きも頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2019年5月10日 23時
