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「 っ… 、、 みんな忙しくて… 」
誰も私に興味ないんです、なんて言えないよ 。
知「 そうなんだ … 」
私の髪を切りながら、考え込む知夏さん 。
知「 あ ! じゃあ、連絡先交換しよ ! 」
「 へ、 ? 」
知「 私でよければ、いつでも相談乗るよ ?
一応、これでも経験者だし…、
家族とか舞香ちゃんに相談しにくいなら、私が相談に乗る ! 」
「 でも… 」
知「 いいの !
今日、出会ったばっかりだから信じられないかもしれないけど…
私は相談に乗りたい 」
ほんとに優しい方なんだな …
「 …ありがとう、ございます、! 」
知「 ふふ、いえいえ !
丁度、髪も仕上がったよ〜 ! 」
鏡を見てみると…
「 へ… これ、、私… ? 」
胸くらいまであった髪は、鎖骨より少し長いくらいに 。
前髪も眉毛より、少し下くらいに 。
そして、知夏さんがヘアアイロンで、緩く巻いてくれていた 。
とにかく自分じゃないような 、
可愛い人になっていた 。
いや、幻覚かな… ?
知「 正真正銘、Aちゃんです ! 」
ニコッと効果音が付きそうな笑顔で言われた 。
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作者名:瑠花 | 作成日時:2017年10月19日 18時