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# 10 ページ11

「 っ… 、、 みんな忙しくて… 」









誰も私に興味ないんです、なんて言えないよ 。









知「 そうなんだ … 」









私の髪を切りながら、考え込む知夏さん 。









知「 あ ! じゃあ、連絡先交換しよ ! 」









「 へ、 ? 」









知「 私でよければ、いつでも相談乗るよ ?




一応、これでも経験者だし…、

家族とか舞香ちゃんに相談しにくいなら、私が相談に乗る ! 」









「 でも… 」









知「 いいの !



今日、出会ったばっかりだから信じられないかもしれないけど…


私は相談に乗りたい 」









ほんとに優しい方なんだな …









「 …ありがとう、ございます、! 」









知「 ふふ、いえいえ !



丁度、髪も仕上がったよ〜 ! 」









鏡を見てみると…









「 へ… これ、、私… ? 」









胸くらいまであった髪は、鎖骨より少し長いくらいに 。


前髪も眉毛より、少し下くらいに 。



そして、知夏さんがヘアアイロンで、緩く巻いてくれていた 。









とにかく自分じゃないような 、

可愛い人になっていた 。



いや、幻覚かな… ?









知「 正真正銘、Aちゃんです ! 」









ニコッと効果音が付きそうな笑顔で言われた 。

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作者名:瑠花 | 作成日時:2017年10月19日 18時

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