第107話 おむすびの呼吸 ページ18
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「そっかぁ〜！Aちゃんって言うんだねぇ！」
『え、まあ、うん。えっと…。』
「……。」
炭治郎が怖い。何か、凄い見てくる。
『ど、どうした、炭治郎？』
「別に何もない！」
なく無いだろ！何だその威圧感のある顔は！何でそんなに善逸嫌ってんの！？え？原作はもっと友好的だったでしょ！？確かに距離感バグってんなぁとは思うよ！？でも、そんな顔してあげなくてもいいじゃない！？
「うふふ！あはは！やっぱ可愛いなぁ、Aちゃんは！」
「……。」
やだ！何これ！こんなの炭治郎じゃない！頼むから今にも殺しそうな顔しないで！！
『善逸…くん。ちょっと、距離が近い。』
「えー？」
『近い。』
「だって、近くにいた方がAちゃんの可愛い顔がよく見えるでしょ〜？うふふ！」
『……。』
「えっ！無視！？」
はっきり言うと鬱陶しい。
だってさ、横にぴったり引っ付いて来るんだよ！？歩き辛いったらありゃしない！
何よりさ！さっきから可愛い可愛いって何なの！？何？私って顔だけなの！？
そりゃ、私は可愛いよ！だって化粧してこの顔だもん！アイプチもカラコンもしてるから！そんで！髪色も変えて、派手に偽った顔がこれだよ！どうだ！派手に可愛いだろ！？
でもさぁぁぁぁぁぁ！私が欲しいのはそれじゃ無いんだよ！さあ善逸君よ！泣け！今すぐ泣け！そして炭治郎からおむすびを貰い、綺麗に真っ二つに分け、さも自分のものだったかの様に炭治郎に半分差し出せ！そして仲良く2人でおむすびを食べるのが一連の流れだろ！
さあ！私の事は放っといて、おむすび真っ二つの呼吸を私に見せてみろ！！！←
『善逸くんさ、お腹空いてる？』
「えっ…！空いてるのは空いてるけど…、さっき散々泣いたし…。もしかしてAちゃん…！」
『ごめん。何も持ってない。』
「これならあるぞ！食べるか？」
出たぁぁぁぁ！炭治郎の長男力！君なら出来ると思っていたよ！流石です！
「うん。ありがと…でも、Aちゃんは…？」
『私はお腹空いてないから。2人で食べな？』
うん。いつも感心するけど、こういう時の自然な笑顔と受け答えは完璧だな、私！不意打ちには滅法弱いけれども！
「炭治郎は食わないのか？」
「うん。それしかないんだ。」
『…。((ニコニコ、ワクワク』
「ほら、半分食えよ。」
「いいのか！ありがとう！」
出ましたぁぁぁ！！おむすび真っ二つの呼吸！！美し過ぎる！なんだこの均等感は！100点！素晴らしい！
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青花 - 和さん» ご指摘ありがとうございます！！また誤字脱字とうありましたらお願いします！！ぜんぜん図々しいだなんてないですよ！！ (2020年3月7日 22時) (
レス) id: 08bd86448d (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - この小説をいつも楽しく拝見しています。一つ気になるのですが、百二十八話で名前変更のところが間違っている気がします。図々しかったらすみません。 (2020年3月5日 18時) (レス) id: 07f735fd12 (このIDを非表示/違反報告)
青花 - 涙さん» そうですよね。ごめんなさい。直しておきました。今後、言葉選びには十分気をつけようと思います。不快にさせてしまって申し訳ないです。 (2019年12月29日 11時) (レス) id: 4d323b91c6 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - キチガイは差別用語になるので辞めてください (2019年12月29日 4時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青花 | 作成日時：2019年10月13日 23時
