【呪術廻戦】五条悟の妹は呪詛師らしい

呪26 ページ29

『はぁ…？兄妹…？

ジジイ…体だけじゃなくて頭まで消されたいみたいね？

私はお兄ちゃんと違って優しくないから少しずつじわじわ消してあげるけどこの私に消されるなんて幸せな呪霊だと思って消えてね？』


傑｢こら、A。

気持ちは分かるけど落ち着きなさい。

漏瑚もプライドを傷つけられて頭の中がぐちゃぐちゃしてるんだろう。許してやってくれ。



…漏瑚、Aに｢兄妹｣は禁句だと言ったはずだが？｣


漏瑚｢…ふん｣


『…次はないから』


傑｢まあまあ、

漏瑚にはちゃんと償ってもらうから｣


真人｢そうだよー、漏瑚。

俺のAを傷つけられるのは困るなー？

…あ、夏油。じゃあ償いは“ヘッドサッカー”でどう？

俺、1度やってみたかったんだよねー｣


『…真人、』


真人｢ん？なーに？A｣


『…アンタにしてはいい考えね。

私、見たい。それ。』


真人｢やったー！Aに褒められた♪

じゃあ、…やろうか、夏油｣


傑｢本気を出してもいいのかな？｣


真人｢もちろん！花御、キーパーお願い｣


花御｢#@=〜｣


漏瑚｢…貴様ら何をするつもりだ？｣





ﾋﾟーー

光るビーチに甲高いホイッスルの音が鳴り響いた。


真人｢夏油君！｣


傑｢真人君！｣


漏瑚｢ﾋｷﾞｬｱｱｱ｣





ふっ

いい気味。

漏瑚、そのまま頭消滅しないかな。

…でも、私の味方をこんな風にしたのは許せない。

漏瑚は呪霊だし嫌いだけど私の味方。

…しょうがないなぁ、弱い漏瑚のために私が敵討ち行ってきますか。



『先生、私ちょっと出てきます』


傑｢こんな時間にどこへ？｣


『お兄ちゃんに漏瑚のお礼をしてこようかと』


傑｢…まぁ、やりたいんならやってきなさい。

ただ、無理はしないように｣


『大丈夫です、今日にでもカタつけてきますから』



私は先生にそう言ってビーチの領域を抜け、お兄ちゃんの場所へと“移動”した。





『こんばんは、お兄ちゃん。

いい夜だね？』

悟｢…A｣

『あはは、何その顔。そんなに驚いちゃってどうしたの？』

悟｢今までどこいたの！心配してたんだよ！

この前僕の攻撃届いてないよね？

ごめん、Aに攻撃しようなんて僕がどうにかしてた！｣

『別に？あれくらいなんともないよ、

それにお兄ちゃんこの前と同じ質問してる〜。

…そんなに私が心配ならもう心配しないようにお兄ちゃんが消えればいいんだよ』

悟｢…は？｣

『バイバイ、お兄ちゃん





領域展開 独菫怨じゅ…』

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