乙骨憂太と折本里香�� ページ14
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「え…っと、何か？」
「あっ…ご、ごめんね。でも、痛そうだったから…」
「あー……これは、自業自得だから。でも、心配してくれてありがとう」
表面上では笑顔で、内心では冷や汗をだらだらと流しながら乙骨に応える。里香を刺激しないように乙骨と一定の距離を保つが、Aの視界には此方に向かって来る里香の姿が見えた。
「(あ"ーーーー里香ちゃん
「り、里香ちゃん、ダメだ！あ…」
しまった、とでも言うように乙骨が口を手で塞ぐ。
「あ…その、これは…」
「大丈夫」
「え？」
「大丈夫だよ。だって、あたしにも見えてるから」
乙骨を落ち着かせるために、笑顔で、ゆっくりと、優しい声音で諭す。
てくてくと歩き、里香の手を取る。
「キミ、里香ちゃんって言うんだね。あたしは虎杖A。よろしくね…………って、ありゃ」
笑ってそう言うが、里香はAの背後にいる××××に慄いたのか、乙骨の後ろに隠れてしまった。
「残念だけど、里香ちゃんと仲良くなるのはまた今度…かぁ」
「ご、ごめん…」
「ううん、キミが謝る必要はないよ。詰め寄ったあたしが悪いんだし。…………そうだ！代わりにと言っちゃあなんだけど、キミの名前、教えてくれる？」
「えっ、ぼくの名前？」
乙骨の言葉に、うんうんと頷くA。その姿を見た乙骨は、笑顔で自分の名前を答えた。
乙骨が嬉しそうに笑う中、Aは頭の中でいっそ不気味なほどにはしゃいでいた。
＿＿＿よっしゃー！自然(？)に名前聞き出せたー！
というか里香ちゃん何でそんなに怯えてるの？
Q.私なんかしたっけ？
A.原因→××××
「あたしは虎杖A。好きに呼んで。……えっと、
「！うん、いいよ！」
「これからよろしくね、憂くん」
「うん。よろしくね、Aちゃん」
笑い合いながら握手する二人を、里香と××××は羨ましそうに見ていた。
.
(ｳﾜｰｰｰｰｰｰｰｰｰ乙骨パイセンのお手手ちっちゃーい！！！かわいいーーーーー！！！てかあたしかわいいしか言ってねーーーーーー！！！草！！！)
(わ……Aちゃんの手、小さい。ぼくより年下なのかな？)
＋＋＋＋＋
乙骨パイセンの女子力ェ……
それに比べてうちの子は……………………ｱｯﾔｯﾊﾟﾘﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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眠いちゃん - 終…わり…？ (2023年2月23日 17時) (
レス) @page33 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - キャラがヤンデレになるんですか??それとも元旦那(?)だけがヤンデレなんですか??どっちにしてもおいしいので大丈夫(?)ですｹﾞﾍﾍ更新頑張って下さい！ (2020年12月7日 1時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年3月29日 11時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
ツクモ@不定期更新(プロフ) - ミヤッチさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて光栄です！！不定期更新ですが、なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2019年8月30日 18時) (レス) id: 7fd439868f (このIDを非表示/違反報告)
ミヤッチ - この作品好きですこれからも頑張ってください (2019年8月30日 16時) (レス) id: 566d02ac11 (このIDを非表示/違反報告)
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