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「はい、どなた______って、貴方Aの...!」
傑「えっ、」
「貴方夏油傑くんでしょう!Aのお友達の!
あの子ったらお友達も来るって言ってくれれば良かったのに...!」
傑「え、あの、」
「あぁごめんなさいね、私は紫月Aの母です。」
ほら、と表札を指さす。
そこには【紫月】の文字があった。
上がって上がって、と言われるがままに夏油は紫月の実家に入る。
夏油はこの家にだけ下ろされている透明な帳について納得した。これはAが両親を守るための結界なんだと。
「お父さん、Aのお友達!ほら写真に写ってた...」
傑「夏油傑です。...!酷い怪我だ...」
そこで夏油はこの村の闇を聞いた。
Aにした事と同じ事を、この村の人間はまだ繰り返していた。
それと同時に、彼女の両親がどれだけ善人なのかも知ることになる。
傑「ではもうすぐAさんが来るんですね。
私は別件で来たんです。ここがAさんの地元だとは知らなかった。」
双子を保護しにAがもう時期来ると知り、
それまでに呪霊を片付けなければ。そう思った。
「でも夏油くんみたいな子が隣にいてくれたら、安心してAを任せられるわね。」
ね、お父さん。と紫月の母は言う。
傑「えっ...!」
「これからもAをよろしくね。」
傑「...はい、もちろんです。」
これでは本当にご両親への挨拶だ、なんて。
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ぱーむくーへん - 切ないけど、すごく綺麗なお話でした。 すごく好きです。 (2021年1月15日 23時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - 羽憐さん» ありがとうございます...!!!泣先程新作更新しましたのでぜひ読んでいただければ幸いです! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - ディーヴァさん» 嬉しいです嬉しすぎます、ありがとうございます...! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - shinox2さん» ありがとうございます!!泣 (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!現在次回作の構想が固まってしまってるのですが、夢主器設定面白そうなのでぜひ参考にさせていただきます! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2021年1月5日 12時