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Aが小さくため息をついて、車についているつまみを捻った。
よく分からない音楽とラジオ音声が、車内の空気を中和していった。
「お前らの任務地、ほんっと周りになんもねぇよな」
せっかく大阪まで来たのに変わり映えしない景色にうんざりしたようにAが言った。
「遊びに来てる訳じゃねぇんだよ」
「私らは遊びに来てんだよ。方向性の違いだな。勝手に帰りやがれ」
「だってさ、悟」
「傑おまっ……！裏切んなよ！！」
「じゃ、任務頑張れー悟。お前の分まで楽しんできてやんよ」
降りる気のない傑を無理やり引きずり降ろす。
「A！！絶対待っとけよ！！置いて行ったら許さねぇからな！！」
へいへい、と軽く返事を返すAに本当に置いていかれるんじゃないかと不安を覚える。
こいつならやりかねない。
とりあえずいつもより本気出して秒で帰る。
俺に引きずられて完全にやる気のない傑に呪霊を出させて、俺たちは目的地まで飛んだ。
悪巧みは完璧にしてから（夏油）→←得られるもんは黙って享受（五条）
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フルーツパンチ侍(プロフ) - mooさん» ありがとうございます(^ ^) ふらつきシリーズも、もう次の6作目まで。終わる終わる詐欺はしないので(きっと)、やっと脱稿して私も多分チーズ蒸しパンになれます(˘ ˘) (2023年9月24日 2時) (
レス) id: 7959978e00 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (2023年9月22日 0時) (レス) @page50 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルーツパンチ侍 | 作成日時：2023年8月29日 19時
