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Aside



次の日。

昨日あの後色々あって硝子とも話せるようになった!

ので、前の席の硝子と話していると…



五条「おい。」


『うぉ!!?』



急に五条に腕を引かれ、胸の中に収まる。

昨日とは違うお香のような匂いに包まれる。



五条「これなら大丈夫か?」


『え、えぇ?何が???』


五条「匂い。頭痛くなんねぇ?」


『…なんないよ。
え、昨日うちが頭痛するって言ったからわざわざ香水変えたの!!?』


五条「ちげぇよ。」


『あ、なら良かった。』


家入「あんたら付き合ってるなら言ってくんない?」


『え!!!??』



バッと硝子の方を見ると、その横にうんうんと頷く傑の姿も見えた。



五条「はぁ?何言ってんだよ。」



上から聞こえる心底不機嫌な声にピシッと体が固まる。



『…そうだよ〜。何言ってんの硝子〜w』



あはは〜といつものように笑う。



家入「いや、あんたら距離近いからさ。」


『それは五条にやられてるだけだもん。
うち被害者!』


家入「(まぁそのうち付き合うでしょ。)」


夏油「(先は長そうだけどね。)」


五条「『??』」



2人のアイコンタクトに首を傾げるのだった。


もう意思疎通出来るほど仲良くなったの?

凄いな〜


そう思っていると、ほっぺに五条の手が触れる。



『…ん?』


五条「いや、気持ちわりぃなって思って。」


『五条?そういうのは思っても口に出さないもんなんだよ?』


五条「それだよ。」



ムスッとしながら頬をつねられる。



『…いひゃい。』


五条「俺がその仮面壊してやるよ。」


『仮面?』


五条「表情作ってんじゃねぇよバーカ。」


『???いひゃいいひゃいいひゃい!!!!!』



ぎゃははっと笑いながら手を離される。

笑い事じゃねぇよ!!!!!
(割とガチでほっぺ取れるかと思った)

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作者名:鈴香 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11241/  
作成日時:2021年1月22日 9時

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