風【呪術廻戦】 (ページ14)

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Aside

『うちには最大の弱点がある。』

五条「…なんだよ。」

『体術がクソほどできねぇ。』

五条「体術の練習しに行こうぜ！」

『そこまで恨みがあったのか…？』

夏油「そんなに出来ないのかい？」

『余裕で硝子に負けると思うよ。』

家入「A、外行こっか。」

『アレ硝子もうちをボコボコにしたいの？』

そして引きずられるように外へ連れ出され、硝子と向き合えば物の5秒で地面に転がされた。

さしすの3人組はこれでもかと言う程に爆笑している。

『テメェら突風でぶっ飛ばしたろか？』

五条「まwマジで激弱じゃんwww」

夏油「予想以上に酷いねww」

家入「やっばw勝ったww」

『よーしお前らそこに正座しろ!!』

五条「…逃げるか。」

家入「逃げよう。」

夏油「それじゃ！」

一斉に3方向へ逃げ出すさしす。

やめてくれこちとら足遅いんじゃ…。

3人が見えなくなると、一つため息をついて校門の方へ歩く。

階段を降りて、右に曲がってしばらく歩けば甲高い奇声を発する呪霊。

『耳障り。』

刀風をぶつけて祓い、高専の敷地内に戻る。

いや、奇声がうるさかったんだよ。

呪霊滅びろや((

教室に入れば、さしす勢揃い。

五条「おっそ。」

家入「運動音痴だったんだね。」

夏油「体術なんて今からいくらでも強くなれるさ。」

『それは慰めや励ましか？
それとも今から死ぬほど鍛えてやるって脅しか？』

夏油「んーどっちも？」

『氏ね。』

五条「どストレートすぎね？ww」

『五条も死んどくか？』

五条「おーこっわw」

五条を睨むと、後ろから夜蛾先生が顔を出す。

夜蛾「A。上がお呼びだ。」

『あ、はーい。』

さて…地獄の始まりだね