佰肆 ページ7
準備を整えて伊地知さんの車に集合する。
棘と憂太はもう着いていた。
棘が憂太の肩をポンポン、と叩き、右手を上げる。
棘はハイタッチをする事が多い。
今回は一緒に頑張ろう、と言う意味だ。
乙「えっ...あっ、ごめんなさい...?」
『あらま』
憂太は威圧感を感じてしまったようで、
一言謝り、先生に呼ばれて行ってしまった。
私はゆっくり棘に近づき、
ポン、と掌を合わせた。
『もう少し時間がかかりそうだね。
...ゆっくり、仲良くなれるといいね。』
そう言って私は微笑む。
狗「しゃけ....」
棘はしゅんとしてしまった。
今回の任務で2人が少しでも歩み寄れればいいけど...
伊「到着です。」
そこは寂れた商店街だった。
伊「ハピナ商店街、現在はほぼシャッター街となっています。
ここら一帯を解体して大型ショッピングモールを誘致する計画がありまして、その視察中に低級の呪いの群れを確認。」
『なるほどね、棘にぴったりってそういうことか。』
呪言はそれを聞いた者が対象。蠅頭などの低級で群れているような呪霊には最適。
伊「狗巻二級術師にはその祓いをお願いします。
ってアレ!?」
気付かぬ間に棘はいなくなっており、
「ありあとやした〜」
横にあったマツ〇ヨでのど薬を買っていた。
『じゃ、2人とも行っておいで。』
伊「"帳"を下ろします。御武運を!」
シュン
383人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥珀 - 初めまして、この小説は恋愛小説ですか?できれば五条悟オチにしたいです。お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月21日 6時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - 381さん» 381さん、ありがとうございます...!嬉しいです頑張ります泣 (2021年1月5日 14時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
381 - 最高です、、、神作ありがとうございます! (2021年1月4日 21時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:綾ゞ | 作成日時:2021年1月4日 18時