玖拾捌 ページ1
ｳｨｲﾝ
病院の中に入ると、
五「あ、A。こっちこっち。」
先生が手招きしていた。
私は見慣れてしまったけれど、
普通に考えて190cm越えで目には包帯を巻きつけている白髪男性って、とてつもなく目を引く。
通りすがるおじいちゃんおばあちゃんが、目をギョッとさせている。
『先生、お疲れ様です。
こっちは何事もなく終わりましたよ。』
五「おっ、さすが！」
『で、何で私をここに？』
五「あーそれがね、真希が呪霊の毒にやられちゃって。
さらに言うと一般人の子供2人も捕われてたみたいでさ。」
だからこの病院で診てもらってたの。と先生は言う。
『...え、大丈夫なんですかそれ』
呪霊の毒なんて普通の医者に対処できるのか...？
五「うん、ここの内科の先生で1人、高専出身の人がいるんだ。」
『まじですか』
五「大マジ。」
なるほど、呪霊に怪我を負わされた一般人はこういったところに運ばれるのか。
『真希は？大丈夫なんですか。』
五「うん。子供2人も真希も問題ない。」
『...じゃあ例の転校生は...』
五「里香ちゃんの完全顕現。」
『っは！？』
病院だと言うことを忘れて大きな声を出してしまう。
幸い周りに人はいなかったものの、あっ、と口を押さえた。
五「凄かったよ、Aにも見せたかったなあ」
『完全顕現って.....どうしてそんな...』
五「ま、詳しくは本人から聞こうよ。」
ズキズキと頭が痛くなってくる。
角を曲がると、そこには憂太が座っていた。
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琥珀 - 初めまして、この小説は恋愛小説ですか？できれば五条悟オチにしたいです。お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月21日 6時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - ３８１さん» 381さん、ありがとうございます...！嬉しいです頑張ります泣 (2021年1月5日 14時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
３８１ - 最高です、、、神作ありがとうございます！ (2021年1月4日 21時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾ゞ | 作成日時：2021年1月4日 18時
