【呪術廻戦】どうにでもなれ【伏黒恵】

8.甘いもの ページ9

.









「お、デザート来たみたいだぜ」




店員さんが纏めて置いたデザートをこれもまた悠仁が回す。




「ほい、釘崎〜。っとこれは伏黒の、だよな？どうする？」




悠仁の手には恵が注文していたであろうコーヒーゼリーが。




「Aが食べればいいんじゃない〜？何も頼んでないしょ？」




五条先生がそういうと、そっか！と悠仁は私の前にコーヒーゼリーを置いた。

私、まだ何にも言ってないのに。



でも勝手に貰っちゃうのも悪いし...

そう思って恵の方を見る、いや、寝てるの起こす方が悪いか！



恵は悪くないけど今日苦労させられた分だと思ってありがたく頂くことにした。




「んん〜！甘い話には甘いものが合うわね！」




野薔薇が訳のわかんないことを言いながらプリンを美味しそうに食べていた。

是非とも 人の話をデザートと一緒に楽しむな！！と大声で言ってやりたい、言わないけど。




私も恵のコーヒーゼリーを食べる。

ほろ苦い味が口に広がる、美味しい。




各々が自分のデザートを食べ終わり、そろそろ帰るかと言うところで....





「....で、こいつ、どうすんの？」





机に突っ伏して寝息を立てている恵を見て野薔薇が言う。

でも帰るとなれば起こした方がいい、五条先生が居るから抱き抱えて帰ることも出来るけどそれはちょっと、いやかなり図がキツい。

9.奢り→←7.熟睡

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す