本物の怪物【殺戮の天使】 (ページ26)

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episode25 ページ26

エディ「うっ…それは……で、でも！レイチェルが怪我するようなことはあっちゃダメ！！」

ルシ「じゃあ、俺は決定だな。それで後は…･」

もし力仕事や何か運ぶ場合が想定されると、エディやレイでは多少きつい。まぁ、そこは俺がカバーできるならしたいが、できない場合もある。

持久戦の場合も二人では無理なところもあるだろう。

そうなると、持久力があり、力が強いのはザックだけということになる。

ルシ「……悪い。俺が考え得る限りでは、相方はザックの方がいい」

ザック「あ！？俺！？」

ルシ「もし持久戦に持ち込まれた場合、レイ達では歯が立たないこともあるし、なにより身長が影響してダメなパターンもある。そう考えると、ザックが最適なんだ」

ザック「……めんどくせぇけど、それしかねぇってことかよ」

ルシ「すまない。と言うことで、エディとレイはここで留守番を頼む」

エディ「……絶対に生きて帰ってきてよね」

エディは俺を見ながらそう言った。

ルシ「当たり前だろ」

エディ「死んだら残されたレイチェルが困るんだから！」

ルシ「あぁ、分かっている」

俺は二人の頭に手を置く。

ルシ「……俺達は絶対に死なない。だからここで待ってくれ。エディはレイを頼む」

レイ「……気をつけてね」

エディ「分かった」

俺達は扉を開け、部屋の中へと入る。部屋に入ると、鍵が閉まった。

ザック「別に鍵を閉められるくらいもう驚くことねぇな」

ルシ「出るためにはカードキーが必要なみたいだな」

ザック「にしてもなんか、くせぇ臭いすんな…」

ザックがそういったとき、モニターが光った。