episode14 ページ15
エディ「うわっ!?」
相手が体を打ち付けたのを見てから、俺はその子供の腹を思いっきり踏んだ。
呻き声を出し、俺の足を掴んでいる。
ルシ「俺、こういう状況慣れてんだよ………」
俺はエディの腹を踏んでいる足に力を入れる。
ルシ「お前、レイを殺したいんだってな?悪いが、先着一名様なんだ」
エディ「僕の方がレイチェルを素敵に殺せる!」
ルシ「素敵とか、関係ねぇんじゃねぇの?レイはどんな形であれ、殺されたいと思っている。俺はそれに否定の言葉も述べてない
この意味、分かるか?俺はレイがどんな死に方をしようがどうでもいいんだよ。レイが決めたならそれでいい
あぁ、そうだ。お前にいい提案をくれてやる。ここから一緒に出よう。レイが死んだときの墓石を作ってくれ」
自分でも驚くほど、冷淡と長く相手に語りかける。
俺は今、どんな表情をしているだろうか。笑っている?それとも無表情?
どちらにせよ、俺は狂っているのだ。
ルシ「なぁ、エディ。お前は、ここで俺に殺されるかここを出るための手助けをして生きるのか、どっちをお望みだ?」
天使を汚す、悪魔の言葉を俺は囁いた。
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わんわん(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます!無理せず更新頑張ってくださいね (2020年5月6日 22時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年5月15日 17時