どうも、呪縛師です２【呪術廻戦】

ない ページ8

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｢ここまでわかれば、弱点は簡単でしょ｣



｢……呪力が、ない相手｣



｢そ！｣



｢でも呪霊には呪力があるし、呪力がない人と戦うことって…｣



｢呪力がない人間、身近にいるよね｣




五条がそう言うとバッと顔を上げた虎杖。




｢真希さん？｣



｢うん｣



｢でも真希さんは味方だし、それにAセンパイなら真希さんにだって｣




｢勝ったことないよ｣と虎杖の言いたいことを察して途中で口を挟む。



｢え？｣







｢Aは、真希に勝ったことないよ｣







｢まじ？｣


｢大マジ｣


｢まじか｣




｢もし、真希と同じ体質の呪詛師がいてAが対峙することになったら…かなり分が悪い｣


｢……そんな呪詛師がいるの？｣




｢もしもの話だよ｣


｢もしも…｣





｢そこで！これ！｣と、通販番組のそれのように先ほど話題になった刀を手に持った。
深緑色の柄に金色の装飾が施されている鞘。
刀に見識のない虎杖でも、価値のあるものだろうということは理解出来た。




｢さっき高専の呪具庫から持ってきた｣



｢え、大丈夫なの？｣



｢ちゃんと許可取ったから大丈夫！｣





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