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忘却 ページ9

先程から新八お兄さんと神楽お姉さんの視線が痛い。


私たちは玄関ではなく、ソファに座っている。


…うぅ、視線が…視線がァ…


銀ちゃんに助けを求めるがジャンプに必死でこちらに目も止めてくれない。


……どうすればいいの



と、その時、コホンと新八お兄さんが咳をする
なにか意を決したのかこちらを呆然と見る目が途端に凛々しくなる。


「Aさん、僕らはAさんより年下なんです。だから、敬語とか呼び方とか適当でいいんですよ」


とし、した?


でも、わたしはごさいでみなさんは…?


「なんさいなんですか??ふたりとも」

私のこの質問に少し驚いてはいたが、直ぐに笑顔になり、口を開いた

「僕は16歳です」


「私は13ネ!」


……??ふたりとも、ふたけた…だよね?


なら、わたしより年上では……??


「Aさん、今あなたは記憶を少し…いや、だいぶ失っているようです」


「本当のAは21アルヨ!!」



わたしが21歳…



「えっ、ええええええええええ?!」



あっちなみに、という新八…お兄さんの声をかき消すように言葉を放つ。


「…でも、悪いですし……」


「いいんですよ、てか呼び捨てで呼んでください!」


「そうアルヨ!!てか呼び捨てで呼ばないと殴るアルヨ」


「ヒッ」


私は思わず声に出してしまう。


すぐに神楽……ちゃんは、ごめんアルと謝ってくれる。


優しい子なんだな、神楽ちゃんは。


神楽…ちゃん…新八くん…………



ん…なんか、思い出せそうだったけど思い出せない。


なんだったんだろう。


私はすぐに忘れ、2人に笑顔を向ける。


「あらためて、よろしくね!神楽ちゃん、新八くん!」





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作者名:恋歌 | 作成日時:2019年9月23日 14時

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