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第42話 ページ47

夢主side



剣持「わかりません
  なので、Aと山田さんで探して欲しいんです
  僕とフレンさんで小さいモンスター達を倒します」



私と中田で…

中田となら上手くできそう





剣持「もし何か有れば、戦うことも許可します」

『わかりました』


私はカウンターの下からどいて、中田を探す



『…あ、』



中田を探す前に、やるべきことが頭に浮かんだ




『…湊!』


ソファの裏に隠れていた湊を見つけ、駆け寄って湊と視線を合わせる


不破「…A!!
  大丈夫!?怪我ない!?」



湊はガシッと効果音がつきそうなほど勢いよく私の手を掴む




『大丈夫だよ
 湊も?』


不破「俺も大丈夫…!」



ピンピンしている湊を見て、少しホッとする




『湊、ここにいるお客さんと店員を全員外へ連れ出して
 急がないともしかしたら怪我人が出る』


不破「…オッケー、任せといて」





湊は力強く頷き、店の中にいる店員とお客さんを出口に誘導しに行った



山田「A!
  ここにいたのか」



湊と別れると、中田が私の方に駆け寄ってきた

背中にはショットガンを背負っている



山田「剣持さんから話は聞いた
  急いで探すぞ」


『了解』



__


『...で、どこにいるか心当たりとかあるの?』



お店のバックヤードに入り、作戦を立てよう思い中田に話しかける



山田「ない」


『即答かよ』


剣持さんとフレン先輩が戦ってくれているが、2人にも体力の限界というものがある

長時間探し回るのは避けたい


私の能力でこの建物ごと吹っ飛ばして見つけるのが一番手早いんだけど...


レベル2と偽造してしまった以上、それは出来ない






山田「仕方ねーだろ
  今日初めてここに来たんだし
  ...というかお前、ここに来たことあるならなんか知らない訳?」



『ここに来たことあるって言ってもホールまでしか入ったことないよ
 このバックヤードとか初めて来た』



しかも半年も前の話だし

私の記憶力じゃ覚えてないよ(




山田「手当たり次第探すしかねーか...」







__何かあったら相手の記憶を消せ__





幼い頃に言われた言葉を思い出す




そうだ、私が能力を使ってから中田の記憶を消せばいいんだ


『ねぇ、中田』

山田「どうした?」



『モンスターの匂いってどんなのかわかる?』





.

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もも(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!更新頑張ってください!! (2022年2月7日 23時) (レス) @page48 id: 7adec88ec1 (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - ゆきさま。さん» コメントありがとうございます!これからも喜んでもらえるように頑張ります! (2022年1月2日 23時) (レス) id: 6ab16c3021 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきさま。 - すごく面白いです!夢主の性格がすごい好みです! (2022年1月2日 17時) (レス) id: 7972dc8fbc (このIDを非表示/違反報告)
nonzo(プロフ) - まーっちさん» なるほど!理解しました!レスありがとうございます!更新楽しみに待ってます!!! (2021年11月19日 21時) (レス) id: 7adcc1ff6a (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - nonzoさん» あと、今は30話で止まっています。今週の土日には更新します! (2021年11月19日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まーっち | 作成日時:2021年8月11日 20時

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