合縁奇縁～第二章真実一路～ (ページ10)

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第二十話 -休息- ページ10

A「んーっ！疲れた！」

焔鳥と別れて一時間程、次の目的地である砂漠に私達は休憩無しで向かっている。

しかも、草原から砂漠まではかなりの距離がある。

この調子で行けば、私は間違い無く倒れる…。

そうおもって、斬に休憩を提案すると、斬も疲れていたらしく快くOKしてくれた。

道端に座って休むのもアレなので、丁度近くにあった小さなベンチで休むことになった。

A「はぁー、疲れたぁ！」

私は足がもう我慢の限界だったので、ベンチにすわった途端つい大きな声を出してしまった。

斬「うぇ…」

斬は限界を超えていたのか、ベンチに座った途端吐きそうにしている。

斬はちょっと行ってくる、と言ってそこの茂みで…その…リバースしていた。

A「見なかったことにしよ…」

そう呟いてちょっと笑ってしまったのは、

私だけの秘密。