【番外編】3! ページ30
ケェキは残念ながら森さんの奢りじゃなかった。
よって私が全て払うわけだが、物凄く高かった。エリス嬢は遠慮なく一番高いケェキを選んだ。
私はあまりお金がないので、クッキーだけ買っておいた……クソッ、ケェキ食べたかった!!
森さんなんで奢ってくれないの!もういっそ異能でお金を違法に製造しようかと思ったよ!
まぁ今更遅いし嘆いても仕方ないので、このことは水に流そう。
っと、一瞬で自分が考えていたことを放棄し、また前を向く。
目の前にはブランド商品を大々的に宣伝するポスターが貼られていた、今はブランド洋服店の店前だ。
エリスちゃんは今森さんと服を買っている、選んだのは私だ。
先程敵襲にあったので、エリスちゃんを森さんに預けて私が処理したのだ。
敵襲にあったことを普通に話している私が怖い。
そしてクッキー美味い……今ね、ケェキ屋にあったクッキーを一人食べてるの。
店前にあるベンチに座ってさ……休憩したかったし、
なんか疲れたぁ、私の金も随分と悲しいことになったあああ……ダラけたい…
まぁ見た目は凛として座ってますけど!!そういう設定だから普通に美人演じてますけど!!
美味しいクッキーもなんだか泣ける味になってくるよぉ……
「あぁっーー!!それ僕も食べたい!!」
後ろから、明るい声がした。
思いっきり肩が跳ねた、クッキーを袋の中に落とした。
目を見開きしばらく思考が停止していた、指先まで固まった。
しばらく(1秒ぐらい)して動き出した思考を使って振り向いた。
声の主は乱歩さんだった。
もう一度言うわ、乱歩さんよ。
100回言ってあげる、乱歩さんよ、後ろにいる神○浩史ボイスの人は。
乱歩「ねぇねぇ!そのクッキー僕にも頂戴!」
『へっ?えっ…ん?ど、どうぞ?』
乱歩「わーい!これ、最近できたケェキ屋のクッキーだね、僕も気になってたんだ
……ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"……
んーっ!この名探偵の僕が食べるにふさわしい味だ!」
『あの、あなたは?』
危ない危ない混乱と神○浩史ボイスに押されて聞くの忘れてた、
私は乱歩さん知らない設定だから聞かないとおかしいでしょ。でも本物?
もし本物だったら私萌え死ぬ!!そして森さんに見つかったら色々ヤバイ!!
乱歩「僕を知らないのかい?
僕こそは世界最高の名探偵、江戸川乱歩!!」
ら、ら、ら、乱歩さあぁぁぁぁぁぁああああんんんんん!?!?!?
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
yuuna1202(プロフ) - 夢主さんが双黒と一緒に呪術廻戦の世界に転生するのが見たいです!! (2020年12月7日 19時) (レス) id: 1a3b3ba982 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫ちゃん - りんさん» あぁわかります、思い出し笑いとかしてるとキモがられますよね。相手にとってみれば人が突然ニヤニヤグフグフし出しますから、結構怖いよ、突然笑い出すの(゚Д゚) (2019年7月7日 23時) (レス) id: d46d0cf769 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 三毛猫ちゃんさん» 読みながら行けると思います今日思い出しながら笑っていたら姉[キモい]と言われましたよ(゜ロ゜) (2019年7月7日 23時) (レス) id: bd39a087a2 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫ちゃん - りんさん» ありがとう御座います(´∀`*)頑張ります! (2019年7月7日 23時) (レス) id: d46d0cf769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三毛猫ちゃん | 作成日時:2019年4月30日 0時