はぁ、はぁ………せんだっ、先代……登場よ ページ17
そんなこんなで治君と中也君の喧嘩を仲裁しようと、お姉ちゃんとしてビシッと言うことにした私は、早速治君達に声をかけようとした。
いくわよ、覚悟なさい治君、ビシッと！こう金槌で頭を叩く感じでビシッと注意し……
ビシッと………………
無理だわこれは
私の表情筋が一気に固まった。誰も見たわけでもなく、ただ斜め右方向を見て固まっていた。
ほぐそうにもほぐせない、見てはいけないものを見てしまった。
演技するのも忘れ、ただ表情筋を強張らせた。
右斜めには黒い炎、その中心に……______
ヤッベェ、先代だ
『お、治君！喧嘩よりも早くここから離れないとヤバイ！右斜め！』
ヤバイ口調がなんか違う気がする。
いやどうでもいいか、先代来ちゃったよナイスバットタイミング。
本当になんてタイミングよ、でも治君も気づいたし、さっさとここから退散すれば大丈夫ね。
中也「のあ！？」
太宰「くっ！」
広津「ぐっ」
『わあぁっ！？』
うん、無理だった。
まぁ間に合うはずないよね、黒い炎が見えて真ん中に先代立ってたら当然
一秒後には皆んなまとめて吹っ飛びますよね！！当然ですよね！！
私達は見事に黒い爆発に巻き込まれ吹っ飛んだ。龍が渦を巻くがごとく、瓦礫が竜巻のように渦を巻き飛ばされて、
風圧が私達を容赦なく襲った。
私は一瞬死を覚悟した、瓦礫が空を舞う中目を開けると、私も飛ばされていて世界が逆さまに見えた。
逆さまのまま私は先代を見た。怒りに震え目を赤くする先代に、恐怖を覚えた。
そんな中、治君が一言呟いた。爆発音が響く中、その呟きだけはよく聞こえた。
太宰「______……先代……」
作者が通りまーす。ここで豆知識、作者三毛猫ちゃんという名のわけですが、これは夏目漱石を意識してつけました。うん、どうでもいい。→←『ねぇ、作者？』「おん？」『もう16話なのに原作1話しか進んでないんだけど？』「私の語彙力じゃどうにもならん！」『タイトル浮かばなくてセリフで誤魔化すぐらいだからね』
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (5時間前) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
yuuna1202(プロフ) - 夢主さんが双黒と一緒に呪術廻戦の世界に転生するのが見たいです！！ (2020年12月7日 19時) (レス) id: 1a3b3ba982 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫ちゃん - りんさん» あぁわかります、思い出し笑いとかしてるとキモがられますよね。相手にとってみれば人が突然ニヤニヤグフグフし出しますから、結構怖いよ、突然笑い出すの��(ﾟДﾟ) (2019年7月7日 23時) (レス) id: d46d0cf769 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 三毛猫ちゃんさん» 読みながら行けると思います今日思い出しながら笑っていたら姉[キモい]と言われましたよ(゜ロ゜) (2019年7月7日 23時) (レス) id: bd39a087a2 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫ちゃん - りんさん» ありがとう御座います(´∀｀*)頑張ります！ (2019年7月7日 23時) (レス) id: d46d0cf769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三毛猫ちゃん | 作成日時：2019年4月30日 0時
