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頭上に映し出される無数の星たち、に集中できるはずもなく。気づいたら、館内は明るくなって、綺麗だったね〜、とスンチョルさんが目を輝かせていた。
「ソラちゃん、ちゃんと見てた？途中、俺の方ばっかり見てた気がするけど」
スンチョルさんの言葉に、え、いや、と弁解する私を笑った彼は、かく言う俺も、ソラちゃんいい匂いするな〜って、変なこと考えてた、なんて言う。
座席から、少しだけ身を乗り出して、私に胸元を寄せるスンチョルさん。
白々しい顔と知らないふりは、彼には通用しないようで。
「ネクタイ、結んでくれないの？」
わざとらしく頬を膨らますスンチョルさんに、あ、やります、と言って、ネクタイを受け取る。
「下手でも、許してくださいね。」
「もちろん！ソラちゃんが結んでくれた、ってだけで充分なの。」
そう言って、私の結んだネクタイに、フレンチキスを落とす彼の表情に、また、顔が熱くなるのを感じた。
ここの近くだから、とエスコートされたレストランは、こんな服装で入って大丈夫かと思うくらい敷居が高くて。思わず、顔が引き攣る。
「すみません、私、テーブルマナーも、多分ままならないんですけど、」
「大丈夫、ソラちゃんは俺の真似して食べな。難しいやつがあったら食べさせてあげるから。」
その言葉通り、テーブルに置かれたステーキは全て彼が切ってくれて、私の口元まで運んでくれた。
「あの‥‥食べるのは自分で、」
「俺がしたいんだからいいの。いいじゃん、王子様ごっこに付き合ってよ。」
「、ありがとうございます、」
緊張しながらもぐもぐ、と食べる私を、スンチョルさんが優しい目で見つめる。スパイシーな香りのする料理に、顔を歪ませるスンチョルさんを笑うと、ソラちゃんの前では大人で居たいのに、なんて聞こえてくる。
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グラ(プロフ) - むさん» むさんコメントありがとうございます〜！文才のない中で頑張ってます……お言葉とっても嬉しいです❤︎ドギョムのお話、まだ続きますのでよかったらまた覗いてあげてください❤︎ (2023年2月15日 15時) (
レス) id: 10714f47f3 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 主様の文章、とっても素敵で更新されるたびすぐに読んでしまいます！お忙しいとは思いますが、更新これからも楽しみにしてます💗(석ペンなので今のお話とっても展開楽しみです！) (2023年2月9日 1時) (レス) @page42 id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - グラさん» おおそうなんですか！楽しみです💞💞他の話も全部面白いですし本当に楽しみにしてます！ (2023年2月4日 10時) (レス) id: 622f8d2ae2 (このIDを非表示/違反報告)
グラ(プロフ) - 優花さん» コメントありがとうございます〜〜！！初めてもらったコメント……すごく嬉しいです……🌙ジュンくんのお話、個人的にも気に入っているので、中編集が終わり次第番外編書こうと思ってます！またその時は可愛がってあげてください❤︎ (2023年2月3日 23時) (レス) id: b1b8e6b90b (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - ちょっとしたリクエストのようなものなので軽く流していただいて構いません。次の更新も楽しみにしています！ (2023年2月2日 0時) (レス) id: 622f8d2ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グラ | 作成日時：2023年1月28日 12時
