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ア「行ってきます」
集合の場所に向かった
集合場所に行く間胸騒ぎがした
それは集合場所に近づくごとにましていった
ただ…この胸騒ぎが私の勘違いである事を願った
歩いていくうちにみんなの姿を見つけた
そして駆け寄った
いつものように黒木君はこっちに気付いて振り向いてくれた
でもその目は私の知っている優しい目じゃなくて
刺すような目
でもそれは黒木君だけじゃなかった
みんなも気付いて振り向いたけどみんな同じ目をしてた
ア「えっと…あの…」
私はいつものように笑って「遅れてごめんね」と言うことができなかった
若「おい、立花」
立花？
いつもは「アーヤ」って呼んでくれるに
ア「な、なに…？」
上「何じゃないだろ！？」
ビクッ
どうしたの上杉君？
黒「これ、立花がやったの？」
そう言って黒木君はスマホの画面を私に突き出した
そこには女の子がカッターで切りつけられている画像だった
そしてカッターで切りつけているのはミルクブラウンの髪の女の子
私にそっくりだった
なにこれ
ア「私こんなことやってないよ！」
小「本当に？」
その時気づいた
みんなが私を見る目は
KZファンのあの子達と同じ
蔑むような目
私を邪魔者だと言っている目
ち…がう
ちがう…
ちがう！
私が知ってるみんなはこんな蔑むような目で私を見ない！
ア「私こんなこと本当にしない！」
若「嘘言え！ちゃんと目撃者もいる！お前がこの子を傷つけたんだろ！」
どうして…信じて…くれないの？
上「この子はモデルの夢があったそうだ。それをお前が壊したんだ」
私…壊してない
そんな子…知らない
小「がっかりした」
黒「こんな酷い奴だとは思わなかった」
若「こんな奴はKZにいらない。お前はKZ追放だ」
あぁ…
もう「アーヤ」とも「立花」とも呼んでもらえないんだ
みんなの目はとても冷え切っていた
あぁ…私は生きがいをなくしたんだ
だめだ…こうゆう事には慣れてないから…
頬に冷たい何かが流れた
涙だ…
私はもうなにも考えられなくて
そのまま振り返って帰ろうとした
若「おい！ちゃんとこの子に謝れよ！」
そう言って[その人]は私の腕を掴んだ
その時に手に握っていた事件ノートが落ちた
私はその手を振り払った
その時に羽織っていた上着が落ちた
青あざや切り傷、古傷だらけの腕が見えた
でも、もうどうでも良かった
私はそのまま帰った
ポツポツと降り始めた雨に濡れながら
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choco milk(プロフ) - 素敵な物語、ありがとうございます！これからも頑張って下さい！更新された瞬間最速でみにいくので！ (2023年3月23日 12時) (
レス) id: 01d07cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 遅くなりましたが‥泣きました‼泣ける物語です✨更新よろしくお願いします🙇♀ (2022年8月12日 13時) (レス) @page40 id: d6360398c5 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 皆の声がそろった所とってもステキです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年3月25日 19時) (レス) id: e52252f038 (このIDを非表示/違反報告)
藤雨 - 更新待ってます。頑張ってください。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: b1acaa5d0c (このIDを非表示/違反報告)
jolin(プロフ) - ごましお @Project KZさん» ご期待くださいっ！！ (2019年5月13日 1時) (レス) id: ed35393462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる x他1人 | 作成日時：2018年6月25日 22時
