「光」は知っている 2

ヤケクソ ページ46

忍「そんじゃな、立花」
翼「またね〜アーヤ♡」
ア「っ…！忍と翼のバカ！！」

「ガチャン！」

私は耐えられなくて部屋までダッシュ！

そしてベットにダイブ！

ア「も〜〜…」

死にたい…

だってずっとあれだよ？！
誰かとすれ違うたび

「え？」

みたいな顔されてもう死にそうだったんだから！！
絶対いつか仕返ししてやる！

そうやって治らない怒りを枕にぽこぽこ当ててたら

「ピロンッ」

今は出たくないな…

そうやって放っておいていたら

「ピロンッ」「ピロンッ」「ピロンッ」

えーい！うるさい！！

だから半端ヤケクソで携帯を見たら置き去りにしちゃったみんなからのメールの嵐！

ア「わっ、わっ、わっ！」

急いで返信しようにもみんなの方が早くて答えようにも答えられない！

(ちょ！まっ！)

しかも私が全然返信してこないからか若武が痺れを切らしてスタレン！

わー！！やめて！！さらに返信しづらくなる！

華麗なる若武様
「おい！アーヤ！無視すんな！！」

してない！

「ちょっと待って！！こんなに答えきれないから！」

華麗なる若武様
「さっさと話せ！！」


えーい！待ってって言ってるのに！
しかも既読が4つしかついてない！


ア「2人とも逃げた！」


上
「どうゆう事だ？」
小塚
「アーヤ？ちゃんと話して？」
黒
「姫？俺らを置いていくとは面白い事するね？」

好きで逃げたんじゃない！

もーう！こうなったら国語のエキスパートの力を使って
簡潔に、そしてわかりやすく説明してやる！

「私は翼に呼ばれて裏口に行ったの！みんなに言わなかったのは
悪かったけど、別に付き合ってるとかじゃない！それに私が呼ばれ
たのは忍がまず翼と私に会いたかったから翼もみんなに言ってなかった
んだと思う。だから私が翼とどうこうなる事はない！」

ぜー…はー…
ほぼヤケクソだけど嘘もついてないしこれでわかったはず？！

上
「じゃあ協定は破ってないのか？」

はい？！自分から申し出たのにそれを破るなんてするわけない！

小塚
「よかった…てっきり僕達が知らないうちにそうゆう関係かと思ったよ…」

私ってそんなに信用ない！？

いつもと変わらない→←作者通りまーす！

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