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イギーの戦い ページ27

イギー視点

イギー「なんなんだ、あの鳥野郎…!!!」

俺は先ほど、偶然にも写真で見たDIOがすむビルを見つけてしまった。

この番犬ならぬ番鳥が襲ってきたのである。

まずい…。

俺もダメージを大分受けているし、血も出てる。

何より、単純な攻撃力やスピードはアイツの方が上だ。

「ギャァァ」

と、かん高い鳴き声が聞こえ、ソイツを見ると、口から氷のミサイルが発射される。

イギー「くっ…ザ・フール!!!」

ザ・フールでなんとか身を守るが、かなり威力が強いものだったっから、俺は吹き飛ばされてしまった。

バッチャァン

どうやら、川のなかに落ちたようだ。

上を見ると、表面が凍ってきている。

俺を閉じ込める気だ。

イギー「やられるッ…!!」

俺はザ・フールで氷を破り、空へと舞った。

「ギャァアア」

今度はひときわ大きな氷のミサイルを放とうとする。

その口にザ・フールの砂をねじ込ませ、内部から破壊する。

イギー「はッ…ざまあみろ」

そのまま俺は下へまっ逆さま。

このままじゃ…落ちるじゃねーか…。

クソ…。

俺は…、生きて戻んなきゃなんねーのに…。

イギー「…リュウッ…!!!」

アイツの名前を思い切り叫ぶ。

アイツなら…気付いてくれる。

そう思った。

まあ、聞こえるハズねーけどな…。

『イギー!!!』

アイツの…リュウの声だ。

まだ俺は…諦めてねーのか…。

…カッコ悪い…。

『…ッ!!』

一匹の鳥が俺を抱き寄せた。

なんだ、あの鳥まだ死んで無かったのか…?

その鳥は俺の名前を呼んだ。

『…イギーッこの…バカ犬!!』

リュウである。

俺の傷を気遣ったのか、優しく地面に下ろした。

『帰ってくるのが遅いと思って探してたらこの有り様…。』

イギー「…ケッ」

『…でも、無事で良かった。SPW財団の人達に手当てしてもらおう。』

リュウはふわ、と笑った。

こいつが飼い主ならいいや。

不覚にも俺はそう思ったのだった。

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カレーライス - あんころもちさんの作品も早く読んでみたいです! (2017年12月16日 20時) (レス) id: 3c57821f6f (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編&完結おめでとうございます!続き、楽しみにしています! (2017年12月16日 20時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - ありがとうございます! (2017年12月16日 11時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
カレーライス - 画面の一番下にパスワードと書いていませんか?書いてあったら、そこに設定したパスワードを入れてください! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 3c57821f6f (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - カレーライスさん、質問デス!…実は私、3DSで見てるんですけど作りたくても保存を押してからの次がわからないんです。どうすればよいでしょうか? (2017年12月15日 21時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カレーライス | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年12月6日 17時

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