【ジョジョ】幸福少女(?)と帽子の君。

息抜きの番外編 ページ20

昔々、ある国にそれは美しいプリンセスがいました。

毎日きらびやかなドレスを着て、友人と踊る夢のような毎日でした。

しかし、ある日、プリンセスのお母様が死んでしまいました。

プリンセスは悲しみにくれていました。

『ああ、お母様…。なんで死んでしまったの？』

部屋にこもって毎日毎日、泣いていました。

すると、窓がひとりでに開き、部屋が光で満ちました。

「―いつまで泣いてんだ？プリンセス。」

『…jojo』

そこにやって来たのは隣の国のプリンスjojo。

「確かに悲しいことはある。でもな。この世界に光はあるんだぜ。」

そう言って、jojoはプリンセス、リュウを連れ出し、世界中を周りました。

そして時は流れ、二人は結婚しました。

―しかし、幸せはいつまでも続きませんでした。

神ゼウスが、雷でリュウを殺しに来たのです。

"運命だ、諦めろ"

「嫌だ！リュウが俺のせいで雷に射たれるのなら…俺がその的になろう!!!」

"良いだろう。お前の命と、引き換えだ―"

そして、jojoは雷に射たれてしまいました。

『ああ…何故、何故こんな事に…。』

「…リュウ……忘れるな…。光はきっと…どこかにある…。」

『ええ、忘れない!!―絶対に!!!』

プリンセスはプリンスに最後の口づけをしました。

プリンスは幸せな気持ちで死んでいきました。

そして運命の歯車は廻り出すのです。

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